京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/16
本日:count up46
昨日:78
総数:1263056
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
Canvas 描くのは私達

『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

画像1
「あれから9年」
 あれからもう9年が経ったのかと思います。2011年3月11日午後2時46分のことでした。この年度,校長となった私は初めての卒業証書授与式に向けて校長室で式辞を作っていました。卒業生たちは,卒業前行事で楽しみにしていたUSJに行っていました。机から何かが落ち,それを拾おうとしたとき,大きく“ユーラ・ユラーッ”としたのを感じました。はじめは『めまいがしたのかな』と思ったのですが,しばらく続くその揺れに地震であると分かりました。校長室から顔を出すと,同じようにして保健室の先生が顔を出していました。
「地震やんな?!」「はい,多分そうだと思います。」
 東北地方であんなに大ごとになっていることをその時点では全く知らなかった私は,そんな呑気な会話をしたのを覚えています。
 地震情報を得ようとTVをつけたところ,震源地であると思われる東北地方の様子が映し出されていました。TV局のオフィスでしょうか,事務机やロッカーが激しく揺れたのちに倒れる(吹っ飛ぶ)映像が映し出されました。やがて,それまで見たことのない映像を見ることになりました。とにかく広い農地にものすごい幅(量)の濁流が流れ込んでいきます。その時はそれが津波だとは分かりませんでした。津波といえば,例えばプロのサーファーが大きな波に乗りますが,そんな波が海岸に向かって襲ってくるのかと思っていたからです。海の水が田畑を飲み込んでいきます。押し寄せる海水から逃れようと疾走する自動車も見ました。しばらくして,海岸近くの町の様子が映し出されました。自動車や家や電柱などがぐちゃぐちゃになって流れる映像です。海底で地震が起こるとなぜ津波が発生するのか,未だにその科学的構造はよく理解できませんが,その恐ろしさは脳裏に焼き付けられました。
 刻々と東北地方の惨状が明らかになっていきます。海水が引いた後,建物の上に自動車や大型船が乗っかっているのを見て,どれほどの量の海水が流れ込んできたのか想像することができました。そのころになると,地震とその後の津波によって行方不明になっている人についての情報も流れ出しました。児童・生徒が教職員とともに津波にのまれた学校があることも知りました。TV画面を観ているのがつらかったです。
 何日か後,次の大惨事が明らかになってきました。地震と津波による原子力発電所の事故です。地震と津波による死者と行方不明者が18000人も以上いるのに,いつ治まるか見当もつかない放射線による被害が広がりつつあることも報道されました。
 あれから9年が経ちました。私たちは,あの大災害とそこで起こった人々の様々な行動,犠牲となった多くの人たちのこと,今も残されている課題について,決して忘れてはいけません。今の中学生は,その当時まだ小学生にもなっていません。是非とも今日,家族で当時の話をしてみてほしいと思います。

『式場の準備』

 明後日の「卒業証書授与式」に向けて,今日のところの準備が終わりました。

 残すは壇上の飾りつけです。
 これについては明日行います。
 式場に卒業生を迎える用意は着々と進行中です。

 校門に国旗と市旗を揚げるのは当日の朝になります。
画像1
画像2

『あれから9年』

 おはようございます!

 生徒の皆さん,保護者・地域の皆様,いかがお過ごしですか。調子はどうですか。生徒の皆さんは計画的に学習してくれていますか。
 皆さんが各家庭で自覚をもって過ごしてくれていることを願っています。

 さて,東日本大震災から9年目の朝を迎えました。昨晩,今朝と,TV等の情報番組ではその話題がよく出ています。

 亡くなられた方々への鎮魂の意味も込めて,本校でも校門に半旗を掲げています。
 また,今年は教職員だけですが2時46分には東北地方の方角に向かって黙とうをささげるつもりです。生徒の皆さんや保護者・地域の皆様もその時刻になったらその場からで結構ですからぜひ協力してください。
画像1

『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

画像1
「授業の中で生徒指導を行う」
 かつて,中学校が生徒指導で忙しかった頃,中学校では学習指導よりも生徒指導が優先されるような風潮がありました。全国的に中学校が“荒れ”の状態にあったことがこの風潮の背景にありました。生徒の“荒れ”を治めなければ学習指導どころではないと考えられていました。ちょうど私が教師になった頃から10年以上はそんな状況でした。
 ある時から「生徒指導は授業の中でするべし」と言われました。生徒指導と学習指導とが学校で行う教育の両輪で,同時に行われることはないと思われていた頃だったので,初めて聞いた時には驚いたのを思い出します。
 学校の一日は概ね9時間で,その中で授業が6時間あって最も多いです。次が部活動でこちらは2時間程度,残り1時間が昼食時間を含めた休憩時間です。だからこそ,最も多くの時間を使う授業の場面でこそ有効に生徒指導を行うべきだという考えが出てきたのでしょう。
 「話す」・「聴く」態度や板書の取り方など,全員がビシッとしていることを「授業規律」ができていると言ったりします。はじめは,この「授業規律」を整えることこそが授業の中で生徒指導を行うことだと思いました。やがて,“発表することや話し合うことの楽しさ”を学ばせることで学習が活性化し,態度や言葉遣いなどを別個に指導する必要がなくなるということに気づきました。今では,学習を活性化させることで,学力がつくのと同時に自然と生徒指導(「生活指導」といった方が適切かもしれません)もできるのだと思っています。
 昨年度から生徒に「対話する力」をつけるべく研究に取り組んできました。各教科の授業だけでなく,道徳や,学級活動や学年集会などの特別活動,総合的な学習の時間などあらゆる学習活動に「対話の場面」を取り入れる工夫をするようにしています。
 公開授業を行う機会も増えました。本校の教師が,子どもたちがよく活躍した所謂「よい授業」をすると,他校の先生方から「二条の子どもたちだから…」と言われたりもします。確かに二条中学校の生徒は素直で従順な子が多いです。でも,何も指導せずに「対話の場面がふんだんに取り入れられた授業」ができるはずはありません。教職員がチームになって全体で取り組んだからこその結果であると思っています。
 学年には「授業規律」をつけさせることが得意な教師もいれば,グループ学習やペア学習をさせることが得意な教師もいます。後者だけだと教室全体がザワついたり,場合によっては授業としての体をなしていないかのような状態になったりもします。一方,授業規律を整えるだけだと,授業が堅苦しく活発な意見交換ができなかったりもします。だからこそチームで取り組む意味があり,その効果が上がるのです。様々な得意分野を持った教職員が同じ子どもたちを指導したから一気に授業が改善されたのだと考えています。現在,二条中の教職員は,「授業の中で生徒指導をする」という意味をどんどん膨らませて考えられるようになってきています。

『計画的に過ごしていますか』

 生徒の皆さん,保護者・地域の皆様,おはようございます!

 生徒の皆さんは,各家庭で計画的に過ごしてくれているでしょうか。この休みで,生活が乱れてしまうことがないように十分気を付けてください。

 さて,学校では今日から卒業証書授与式の準備を本格的に始めました。
 今,講堂では教職員の手で会場準備が進められています。
 本来ならば,前日の午後に1・2年生に手伝ってもらいながら一気に準備をするのですが,今年度は教職員だけでしなければなりません。そこで,今日から3日をかけて計画的に準備をすることにしました。

 今は床に敷いたシートをモップできれいに拭いているところです。
 例年ならば,この場面に3年担当の教職員の姿はありません。式の日に生徒に渡すものの準備をしたり,式で使うグッズを整えたりする別の仕事があるからです。

 今年は教職員みんなで,心を込めて卒業生を迎える準備をしています。
画像1
画像2
画像3

『PTA期末総会』その2

 令和2年度の役員さんの提案です。

 来年度,よろしくお願いします。
 また,今年度の役員の皆様,お疲れさまでした。そして,ありがとうございました。
画像1
画像2
画像3

『PTA期末総会』

 本日7時30分から,令和元年殿PTA期末総会が行われました。

 こういう時期だから,開催することを迷われたそうですが,今年度から来年度で役員が大きく入れ替わることもあって,内容を大幅に短縮して決行することにされました。
画像1
画像2
画像3

『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

画像1画像2
「豊かな心を育む」
 臨時休校になって4日が経ちました。本来なら今週は卒業証書授与式に向けて様々な取組があるところですが,教職員だけが学校に来て仕事をしています。
 さて前回,3年生の最後の日の様子を綴りました。今回は1・2年生の取組について書きます。
 この時期の1・2年生の取組といえば,言わずと知れた「3年生を送る会」に向けてのそれです。多くの場合,この取組はその学年集団が最後に結束を固め,その団結力を自他ともに再認識する場面です。しかし,今年度は1・2年生が合同で一つの出し物に取り組みました。男子の「ハカ」(ニュージーランドのラグビーチームが試合前に自らを鼓舞し,相手チームに対してエールを贈るために行う伝統的な舞踊)と女子の「チア」です。ともに,今年度大いに盛り上がったラグビーのワールドカップを強く意識して考えられました。
 本来ならば今週11日の「3年生を送る会」で披露するはずだったのですが,突然の臨時休校でそれが叶わなくなりました。そこで,出来ているところまでの演技をビデオ撮影し,それを最終日に3年生に観てもらうことになりました。撮影が,予定していた本番から1週間近くも早まったことで,十分なパフォーマンスができないのではないかと心配もしましたが,なんの何の,見事な出来栄えでした。
 こういう取組(一般的にはマス・ゲームと呼びます)を行うのは案外難しいのです。多くは体育大会等で披露しますが,時間もかかります。場合によっては,指導に従わない生徒がいたりして先生が大きな声で叱ったりしながら作り上げていくこともあります。しかし今回の場合は,3年生への敬愛とこういう事態に陥ったために逆に強まった連帯感,それに学年の教職員との強い信頼関係からそのような場面は全くなかったと聞いています。 出来上がったパフォーマンスもさることながら,このことの方を本当に素晴らしいことだと感じています。本校ならではの取組と結果です。
 前回,3年生と教職員との関係を「熱い」と書きました。1・2年生と教職員との関係も,そして3年生と1・2年生との関係もまたとても「熱い」です。
 「3年生を送る会」ができないことは誠に残念ですが,生徒や教職員は限られた範囲の中でできる限りの取組をしようと頑張りました。学校を預かる校長として,そんな生徒や教職員の思いや行動が誇らしく自慢に思います。
 学校は勉強をするところです。だから,臨時休校までの3日間には学年末の授業のまとめや休校中の学習の在り方などについて時間をかけて指導しました。しかし,二条中学校では,このように感動することを通じて「豊かな心」を育むこともまた学校の大切な使命だと考えて取り組んでいます。

『最終日の学校生活』〜グランド周辺〜

 いつも元気に遊んでいる女子たち,今日は本当に残念でした。
画像1
画像2

『最終日の学校生活』〜グランド〜

 最終日,みんなが思いっきりグランドで遊ぼうと思っていたところに激しく雨が降ってきました。気にせず遊びだしましたが,先生にストップをかけられ意気消沈していました。
 気持ちは分かりますが,まだ公立高校の試検を控えている人もいるのでこの制止は当然のことです。
画像1
画像2
画像3
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
京都市立二条中学校
〒602-8155
京都市上京区竹屋町通千本東入主税町911
TEL:075-821-1196
FAX:075-821-1197
E-mail: nijo-c@edu.city.kyoto.jp