京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/09/25
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1年生校外学習 その4

二条中学校から1時間ほどバスに乗り,降りてから少々上り坂を15分ほど歩きます。
もうちょっとで着きます,がんばれ!
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「いざ沖縄へ」
 来週、沖縄への修学旅行に出発します。昨日も今日も学年集会を行い、集団行動や平和セレモニーの練習などをしました。
 修学旅行で沖縄へ行くのはこれが7回目です。校長になって以来10回目の修学旅行ですが、この間、スキー研修を主目的とした長野県への修学旅行を2回と九州長崎方面へのそれを1回経験しました。それらも楽しく意義深い内容でしたが、やはり沖縄への修学旅行は特別です。これまで何度か述べてきましたが、私はその魅力が、絞りに絞り込んで3つあると思っています。
 1つめは飛行機に乗ることです。多分初めて経験する生徒が半数以上居るでしょう。荷物検査時や離着陸の際の生徒の緊張感はまるで目に見える様です。特に飛行機の離着陸の際には大抵拍手と歓声が上がります。この瞬間、自校の生徒たちのことをたまらなく可愛らしく愛おしく思えます。
 2つめは平和学習です。長崎に行った際にも平和学習を行いました。この時は原子爆弾によって一瞬に街が、そして多くの人々が死に絶えたこと。今も苦しんでいる人が多く居ることを学びました。一方、沖縄では地上戦の厳しさを学びます。間違った価値観のために、沖縄の民間人からも多くの犠牲者を出してしまったこと、基地問題をはじめとして、人々が今も戦争の脅威と隣合せに生活している実態などを学びます。特に壕(ガマ)に入って語り部さんの話を聴く体験は、子どもたちのこれからの人生に大きな影響を与えてくれるはずです。
 3つめは民泊体験です。沖縄の人々の何とも言えない心の広さ、人としての大きさが子どもたちの心を包みガッチリと捉えます。たった1泊の宿泊ですが、島の人たちは言います。「一日一緒に過ごしたら、もう島の子。また、いつでも戻っておいで!」そう言って別れの場面では「行ってらっしゃい!」と送り出してくださいます。こんな風に言われたら、中学生たちにはたまらんですよね。涙しながら別れを惜しんでいる場面を何度も観てきました。
 先ほど、結団式を終えて校長室に戻ってきてこれを書いています。集団指揮・生徒指導・学年主任・平和セレモニー担当など、それぞれの立場の先生と、生徒の代表が修学旅行に掛ける思いを語りました。平和セレモニーの最後の練習もしました。直前に注意を受けたこともあって、最後のそれが一番良かったです。多分、本番は周りで観ている人たちが感嘆の声を上げるような立派なセレモニーが出来上がると思います。
 沖縄の人たち、青い海・緑の山々・鳥や動物たちなど豊かな自然、戦争も含めた歴史と文化、もうすぐ二条中学校の生徒がそちらに行きます。私たちの自慢の生徒たちは、それらをいっぱい吸収すべく出発の時を待っています。
 子どもたちとの出会いを大いに期待していてください。いざ、沖縄へ!

『授業の様子』2年その3

 1組は理科です。電気分解の実験でしょうか。

 生徒たちは興味をもって聴かせてもらいます。
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「若者に臨むこと」
 これまで経験したことのない10連休のGWが終わろうとしています。3日までは各部活動の試合があって、忙しくも楽しみな日々を送っていましたが、4日からは、特にすることのない1日がとても長く感じられます。それでも、今春の就職で家を出た下の息子が帰ってきたので、買い物に行ったり食事をしに行ったりで楽しく過ごしました。
 GW中の世の中の動きで言えば、何と言っても「平成」の時代が終わり「令和」の時代が始まったことです。新旧天皇の、それぞれ退位と即位の儀式がTVで生中継され、私も興味深く見ました 
 30年前の改元は昭和天皇の崩御を伴うものであったため、様々な場面で“自粛ムード”があり、国全体に沈んだ雰囲気がありました。それと比べて今回は、各地で花火が打ち上げられるなど、まるで新年を迎える大晦日の夜のような華やかさがありました。国全体、国民全体が新しい時代の幕開けを歓迎し祝福し、期待し、頑張ろうと決意していることを心地よく感じたところです。
 新旧天皇が退位と即位の儀式の中で強調されていたのが「象徴としての天皇のあり方」です。本校ではGW前の憲法の話のための全校集会でそのことに触れましたが、天皇が「元首」から「象徴」へと変わったことについては、中学生だけでなく、国民全体がもっと深く考えなければならないと思っています。
 令和の幕開けについて、“よいムード”だと思う反面、若者たちの軽々しさを危うく感じるのは、私が社会科の教師だからでしょうか。あるいは、60歳に近づいたオッサンだからかもしれません。日本国憲法は、その第1条で天皇の地位について次のように規定しています。「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は主権の存する日本国民の総意に基づく」
 戦後生まれ人たち、特に平成生まれの若者たちは、天皇の地位は主権のある国民の総意に基づいていることに対して自覚と責任をもたなければいけません。
 また、GWといえばもう一つ忘れてはならないのが部活動の試合結果です。
 今年度は、現在野球部がベスト4に残っているほかは、すべて敗退しました。男子バスケットボール部やバレー部のように惜しい試合はありましたが、負けは負けです。敗因をしっかりと分析して夏の、3年生にとっての最後の大会に向けて精進してほしいと思います。野球部の強さの秘訣を考えてみました。勿論、タレントが揃っているという部分はあると思いますが、何と言っても全員が野球をよく知っていること、そしてミスをしないことです。だからこそ、“ここぞ”という場面で得点をしますし窮地を凌ぎます。11日には準決勝と決勝が行われる予定です。ぜひ優勝してほしいです。そして、他の部に刺激と目標、そしてエネルギーを与えてほしいです。
 本校の中学生をはじめとして若者へ、今伝えたいことをまとめました。

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