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最新更新日:2025/06/16 |
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜〜![]() 今週末に「第70回全国人権・同和教育研究大会」が滋賀県で行われます。この大会には毎年参加しています。目的は、自分の中にある“人権教育の軸”がぶれていないかの点検、万一ぶれが生じていればその修正です。自分としては、「じんけんドックに入る」とか「人権感覚のメンタナンスに行く」と位置付けています。初めて参加したのは25年前の大阪大会でした。分科会での熱い議論に『全国には、子どもの人権や教育について、深く熱く考えている人がこんなにもたくさん居るんや!』と感じ、心が大きく震えたのを思い出します。 翌年の徳島大会では、全体会で熱く語る森口健司先生の姿に同和教育の素晴らしさと普遍性を強く感じ、自校でも活かしたいと思ったものです。そして、その翌年の三重大会では、分科会で発表する機会を得ました。今でこそ、多人数の前で話すことに抵抗も少なくなりましたが、当時はまだ34歳。全国から集まった500人を超える人の前で話をする重圧は想像を絶するものでした。今改めて、この経験が今日の私を作ってくれたと思えます。同和教育を通じて交友関係も全国に広がっていきました。その仲間たちが今年の研究発表に来てくれもします。全人同教へ行き始めた頃、遥か遠い存在だった森口先生とはその後に交流が始まり、今も強く繋がっています。 全国の舞台で発表したことで、当時勤務していた学校の取組が広く知られ、全国各地から視察を受け入れるようになりました。全校生徒100人ほどの学校の研究発表会に、全国から600人もが来られた年もありました。その後はNHKのTVで取組をとり上げても頂き、年間を通して視察者の対応に追われるようになりました。 時代は変化します。京都市でも同和教育という言葉が徐々に聞かれなくなっています。20年間勤務した学校を離れ、5年後にはその学校も廃校、統合されて、現在は新しい学校として生まれ変わっています。課題のある生徒に対する特別な施策は徐々にできなくなっていきました。また、学校内外での人権教育、特に同和教育についての研修は極端に少なくなってきているように思います。 各学校には様々な課題のある生徒が居ます。本校には“聞こえ”に課題のある生徒が居ます。特別施策は出来なくてもその課題に応じた取組はしなければなりません。 たとえ時代が変わろうと、生徒を自らの課題に向き合わせ、教師もそれに向き合い続けるという教育理念と強い意志は求められます。授業の場面、学級活動や部活動の場面、或いは生徒指導の場面に、人権を尊重するという考え方がなくなると教育は危険です。 「優しいけれども甘くない、厳しいけれども冷たくない教育(指導)」の根底に人権教育があります。同和教育が華やかなりし頃の教育をしようというのではありません。その精神と普遍性を現在の教育活動に浸透させていくことが重要なのです。 学校教育の根幹に人権教育を据え直さなければならないと思っています。 『授業の様子』1年その3
1組は器械体操。マット運動です。
前転と後転ですが、上手な人は、こんな簡単な技でも美しく見せます。 ![]() ![]() ![]() 『授業の様子』1年その2
2組はバレーボール。ちょうどこの時は作戦タイムでしょうか。体育の授業でも、このように話合いの場面を取り入れています。
![]() ![]() ![]() 『授業の様子』1年
1年は体育の時間です。3組はハンドボールです。
![]() ![]() ![]() 『授業の様子』その6
3−4は社会、6組は英語の時間です。
社会は、この授業で明日、上村先生が1組で研究授業をします。 10年目の同期のメンバーでの代表者です。上手く考えさせるように、また話合いの場面も上手く取り入れています。がんばれ! ![]() ![]() ![]() 『授業の様子』3年その5
3−1は理科、3−2は数学です。
![]() ![]() ![]() 『授業の様子』3年その2
3組は数学です。
角度を求める問題です。図形のこの時期の学習は、他の分野が苦手な人でもここだけはできるという場合があります。頑張ってください。 5組の生徒がUDトークを有効に素勝って学習を進めています。 ![]() ![]() ![]() 『授業の様子』2年・3年
2−3の理科、教室で電気回路の学習です。
2−5は技術、そして3−5は社会の時間です。 UDトークが活躍しています。 ![]() ![]() ![]() 『授業の様子』2年その2
3組は理科、2組は国語です。
真面目に頑張っています。 ![]() ![]() ![]() 『横断歩道にて』その3
今日は早くも木曜日です。
時間を大切に、そして授業を大切にして有意義な学校生活を送りましょう。 さあ、今日も始まりです。 ![]() ![]() ![]() |
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