京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/08
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「感動と感謝の卒業式」
 「映ゆ緑 真澄の空よ 二条城…と始まる校歌を歌っていると、なぜか声がつまり、二条 二条 我が二条 は声になりませんでした。」
 卒業生のおじい様(ご自身も二条中学校の卒業生です)から頂いたお手紙はそんな風に始まっています。
「二条中学校の校歌を歌う卒業式への出席は、最後の機会になりました。孫が二条中学校の卒業生であることを本当に喜んでいます。運動部にも籍を置き、友達もたくさんでき、大人になっても話し合いができる友人が出来たことは孫にとって大きな宝だと思っています。」
 手紙にはそんなことも綴られています。
 15日(木)卒業証書授与式を終えました。自画自賛だと笑われることを承知で書きます。とてもよい卒業証書授与式が出来たと思っています。
 男女のすべてがあんなに大きな声で国歌と校歌を歌う学校はそうないと思います。誇りをもって一生懸命に校歌を歌う生徒の声を聴きながら、私も胸が震えました。卒業証書授与の場面では、担任の呼名に対して全員が大きな声で返事をします。学校長式辞の際には、私が話し出した瞬間に涙した生徒が居ました。また、ほとんどの生徒が頷きながら聴いてくれます。本校の卒業生でもあるPTA会長の来賓祝辞には重みがありました。近い将来、多くの生徒がきっとこの地域に貢献するでしょう。先輩を敬愛する気持ちのこもった暖かい送辞と、3年間の学校生活を振り返る答辞の内容、そして手話による同時通訳は、聴かせるだけでなく十分に見せました。間のとりかたや抑揚の付け方など、代表者は読むのが上手で式が引き締まりました。大きな声と美しいハーモニーの「旅立ちの日に」の時には、涙をこらえて歌う男子、泣きながら歌う女子を見て目頭が熱くなりました。『蛍の光』斉唱では、体育館が感謝と激励の気持ち、優しさと温かさで満たされました。閉式後に行われた保護者代表謝辞は、保護者の方の感謝の気持ちがストレートに伝わってくるとても素敵な内容でしたし、今年度からとり入れられた感謝の歌『ぜんぶ』では、卒業生の感謝の気持ちが素晴らしい歌声となって保護者や教職員の心に届きました。
 冒頭のお手紙は次のように結んであります。「校長先生の式辞は、…(略)…卒業生にとって一生心に残る、忘れられない励ましの言葉であったと思っています。
 二条中学校が京都市立の地域中学の中核として益々発展されますこと、教職員の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。」
 今回は、完成度の高さによる“非常に爽やかな感動”をもらうことが出来ました。また、式後に頂いたお手紙によって、素晴らしい卒業証書授与式が出来る背景には卒業生と教職員を支えてくださっている保護者や地域の皆様が居られることを改めて知ることが出来ました。素晴らしい経験をさせて頂きました。心から感謝申し上げます。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「いざ、卒業式へ」
 今、明日の卒業証書授与式のリハーサルを終えて校長室へ戻ってきました。市内のすべての中学校で、式の内容は同じですが、学校によって進め方やお作法が少しずつ異なります。本校のそれを確認したくてリハーサルを最初から最後まで観ました。明日の本番は立派で感動的なものになると確信したところです。
 さて、昨日の「3年生を送る会」では、1・2年生の大いなる成長を感じることが出来ました。幼かった1年生がいつの間にか身体だけでなく心も豊かになっていることに改めて気づかされました。子どもっぽくて、先生に注意されたり叱られたりすることが多かった生徒たちも、見事に自分に与えられた役割を全うしていました。元々、頑張る生徒の多い学年です。「3年生を送る会」の取組では、そんなこの学年のよい部分が全部出たと思います。
 2年生。いやーっ、迫力満点の演出に驚きました。『ここまでやるか!』と思わされました。恥ずかしがり屋さんが多い学年で、どちらかというとパワー不足と思いがちでしたが、なんの何の、昨日の発表を観る限り「大人しい学年」のイメージは払拭されたと言ってよいでしょう。半月後には二条中学校を引っ張っていく学年になることを思えば嬉しい再認識です。
 3年生は流石でした。学年発表の演出もさることながら、その内容一つひとつの完成度が高く、目頭が熱くなる場面が何度もありました。今年度から取り入れられた“代表者によるスピーチ”は、そのどれもがきっと熱く深く後輩や教職員の心に届いたと思います。群読もスピーチも、そして合唱も、今回も後輩に対しての素晴らしいモデルとなりました。学校を代表して改めてお礼を言います。本当にありがとう。1・2年生は、君たちを目標にしてこれからの学校生活を送っていってくれると思います。
 実は、私が行事の成功を嬉しいと感じるのには別の理由があります。(裏理由です)二条中学校の生徒は確かに“よい子”ばかりなので立派な発表が出来ます。しかし、当然のことながら子どもの力だけでここまでの発表を作り上げることはできません。そこに教職員の指導の手が入っていることが見えるのが嬉しいのです。また、指導の意図を理解し、それに素直に従っている生徒と指導する教職員との信頼関係が見えることが嬉しいのです。これは、校長としての独特の喜びなのかもしれません。
 「3年生を送る会」と「卒業式の予行」を立派に終え、明日の「卒業証書授与式」本番を迎えるに至りました。3年生とはたった1年間の付き合いでしたが寂しい気持ちで一杯です。しかし、寂しさや悲しさは一旦胸に押し込め、明日は凛とした態度で臨みたいと思っています。子どもたちにとっては一生に一度きりの中学校の卒業式です。厳粛な中で整然と執り行い、彼らにとって一生忘れられない、喜びと感動のある式典にしたいと思っています。さあ、今年度も卒業証書授与式まできました。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「心情」
「…自分が二条中に行こうと思ったきっかけは覚えていないけど、今は二条中に来てよかったなと思っている。ここに来なければみんなと出会うこともなかったし、自分について見つめることもなかったんだろうし、二条中と出会わせてくれた人に感謝しないとな、と思う。…支援の多さに戸惑った。本当にびっくりしたし、正直支援がいやだった。自分だけが特別扱いされているみたいで恥ずかしかった。もちろん、今では支援にはとても感謝しているし、そのおかげでここまで困ることもあまりなく過ごすことが出来たと思う。それから、「5組さん」と言われるのもあまり好きじゃなかった。交流のみんなが気を遣ってくれたりすることはとても嬉しいことだし助かる。でもそれさえも特別扱いされているみたいでいやだった。1つ1つの支援に戸惑い、感謝すらできなかった。改めて、その時の自分はばかだなと思った。でもそのおかげで、自分がしてもらっていることに対して感謝は忘れてはいけないと学べたしよかったのかなと思う。…成長するにつれて、補聴器を人に見られることが恥ずかしいと思う気持ちが強くなった。これから社会へ出ていく上で、自分のことを自分から伝えていかなければいけないのに恥ずかしがっていてはだめだなと思うし、1つ1つのことに感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思う。」
 5組の学級通信「ほちょうき」から抜粋しました。毎年、卒業前のこの時期に“自分史”を綴るのだそうです。中学生らしい文章の中に、戸惑いと苦悩、喜びと感謝など、正直な気持ちがよく表現されています。「ほちょうき」は、難聴学級の生徒と保護者の方の間の通信ですが、今回は3年5組の皆さんの了解を得て、一部を特別に紹介させてもらいました。彼らの正直な気持ちを多くの人に知って欲しいからです。
 社会には色々な立場の人が居ます。本校のHPには、毎日元気な生徒たちの笑顔の写真をアップしています。しかし、一方で学校に来にくい状況の生徒も居ます。カメラの前で笑顔を振りまくことのできる生徒を横目で見ながら複雑な心境で居る生徒もいることでしょう。それらの生徒の声をすべて拾うことは難しいのでしょうが、二条中学校の責任者として聞かなければいけないと思っています。上の文章のように、それで改めて知ったり確認できたりすることがあるからです。
 昨日の公立高校中期選抜に向けての激励会で、ずっと涙を流しながら話を聴いている生徒が居ました。その時以来、彼女のその時の心情を推量し続けています。また、今日の早朝、受検する高校へ向かう前に二条中学校へ来た生徒が居ました。誰に会うでもなく、じっと校舎(ヤシの木かもしれません)を見つめたのち、意を決したように歩き出しました。
 中学生は、もう十分に大人です。自分で色々に考え判断し行動します。そうして親や教師から徐々に離れていきます。彼らの成長を信じ、彼らの行動を見つめ応援し続けたいと思います。
 みんな、しっかり頑張るんやで!

『授業の様子』2年その3

 3組は国語。
 積極的に質問をする人が増えてきました。受け身の学習ではいけません。ドンドン能動的な学習をしていってください。
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『学校運営協議会 期末総会』

 2回目が、今年度の期末総会となりました。

 11月29日に発足以来、各部会で運営方針と事業計画を立てていただきました。
 今日は、来年度に向けてその報告会です。

 今後、もっともっとボトムアップで面白い企画が出てくることを期待しています。

 皆様、お忙しい中お集まりいただき有難うございました。
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