最新更新日:2019/03/29 | |
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『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
「目標は最優秀賞、目的は…」
立て続けに台風がやって来ては秋雨前線を刺激し、各地に大雨を降らせています。甚大な被害を出したところもあり、被災された地域や人たちには、一日も早い立ち直りを期待します。 さて、10月になりました。いよいよ、最大の学校行事が行われる時期です。今週末には「学習発表会」と「音楽コンクール」、来週末には「体育大会」が計画されており、校内では、早朝から完全下校まで、生徒も先生もそれに向けて忙しく動きまわっているところです。 先週末、3年の「音コン」のリハーサルを観に行きました。学年合唱の練習に続いて、本番通りに各学級の合唱を披露し合います。練習してきた成果を発揮して声高らかに歌い上げる中に、一つだけ様子のおかしいクラスがありました。全体的に声が小さく、頑張っていた人たちまでも徐々に士気を低下させ、最終的には、『おいおい、どうした?』と言いたくなるような状況になりました。指揮者は涙を流しながら腕を振っています。そう言えば、職員室前でこの生徒がべそをかきながら先生と話をしているのを見たこともあります。練習の時から上手くいっていなかったことが想像できました。それにしても、リハーサルでのこの状態は厳しいです。担任の先生の様子をそっと見ました。先生も指揮者と同様、泣き出しそうな、何とも言えない表情でじっと子どもたちを見つめています。情けなさ、憤り、悲しさ、ふがいなさ、寂しさ…etc、自分自身にも向けられたそのような感情を胸に押し込めての見守りであり凝視です。 リハーサルの後の学活は、どのように進行したのでしょうか。 『自分が担任だったら…』何度もそんなことを思いました。 昨月曜日の放課後、1年の学年練習を見終えて体育館を出た瞬間、そのクラスの歌声が第2音楽室から響いていました。大きく美しい歌声です。思わず階段を駆け上がりました。音楽室の扉を開けた瞬間、そこにあった光景が今も脳裏に焼き付いています。身体を前後にゆすって声を出す男子。掛け合いを楽しむかのように美しく歌い上げる女子。重くしっかりとした、それでいて弾むような伴奏、嬉々として腕を振る指揮。週末とは全く別の集団の姿がそこにありました。 週末の学活の様子、生徒の思いと決意、担任の先生の熱い気持ちと呼びかけ、それを支える学年の先生方の姿、一気に想像した様々なものが、目の前の信じられない光景と重なって大きく心を動かされました。リハーサルの段階では誰の目にも最下位だった学級が、今、優勝候補に名乗りを上げたと言っても過言ではないかと思います。 「結果」よりも「過程」が大事。この状況を見ると将にそうで、もう十分に「学級集団(仲間)づくり」という「目的」は達成しました。確かにそうですが、5クラスの力が拮抗しているこの状況まで来たからには、あと3日間、どのクラスも「最優秀賞」という「目標」に向かって、できる限りの取組をしてほしいと思います。 『学年練習が始まります』3年その5
そろそろチャイムが鳴って集合がかかります。
「やるときには、やる!」 さあ、気を引き締めて頑張ってください。 『学年練習が始まります』3年その4
先生と生徒が一緒になって作り上げるのが、うちの学校のよいところです。
『学年練習が始まります』3年その3
男子も楽しそうです。
綱引きは今年も楽しみな種目です。 『学年練習が始まります』3年その2
3年生は、向島中学校で最後の体育大会です。
綱引きでは大いに盛り上がってください。 『学年練習が始まります』3年
3年は、3時間目に体育大会へ向けて学年練習を行います。
はじまる前のグランドへ行きました。 『休憩時間』2年
2時間目が終わった後の休憩時間です。
『授業の様子』2年その2
数学と、ちょうど授業が終わった直後の美術の時間です。
『授業の様子』2年
2年からは理科と分割数学の様子から紹介します。
『授業の様子』6組
3年生がいない状況で合唱の練習をしていました。
立派に歌えていました。素晴らしい合唱が出来上がってきましたね。 |
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