最新更新日:2019/03/29 | |
本日:8
昨日:24 総数:645108 |
『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
「適切な声掛け」
9月に入って運動部の新人戦や文化部のコンクールなどが盛んに行われています。この時期も生徒たちの頑張る姿を見るのが楽しみで、手帳に予定をびっしりと書き込んでは可能な限り観に行くようにしています。試合やコンクールの場面では、学校生活ではあまり見られない子どもたちの表情や行動を見つけることがあります。 野球部の新キャプテンは、部活動の際には普段の学校生活とは別人のような優れたリーダーになります。歯切れの良いよく通る掛け声と呼びかけでチームを引っ張ります。勉強で目立つ子ではありません(気を悪くしないでな)が、野球部のキャプテンとしての行動が活かされてきたようで、最近では、合唱の場面などでリーダー性を発揮しはじめています。先日、部活の中でうまくいかないことがあって随分と落ち込み、悔し涙を流したと聞きました。これもまたよい学習です。 試合で大健闘したある女子テニス部員に、試合の翌日、次のように声を掛けました。「昨日はおめでとう! ええもん、観せてもろた。それにしても、凄い気合やったなあ。あの気合で授業を受けたらものすごく賢くなるんちゃうか!?」 「ぜったい、無理やし!」素っ気ない言葉が返ってきて苦笑しましたが、私の気持ちは伝わったと思っています。 ブラスバンド部が、11日のマーチングコンテストでも金賞を獲得しました。今回は関西大会への出場はならなかったですが、素晴らしいパフォーマンスと演奏を披露しました。演奏後の清々しい涙の表情は、どの子をも輝かせていました。2年生の中に、時々授業中に“ボーっ”としていたり、居眠りをしそうになっている生徒がいます。満足感と安ど感、極度の緊張からの解放感からくる本番直後のあの美しい表情を、学校生活の他の場面でも多く観たいと思います。彼女が1年の頃、吹奏楽部を続けられるのかと心配したこともありましたが、部活動は見事に彼女を成長させてくれました。 ひとつの成功体験は、貴重な“きっかけ”です。ある場面でできたことは、きっと別の場面でもできるはずだと信じます。いえ、させていかなければなりません。部活動や学校外のクラブチームで頑張っている経験を学校生活や日常生活にも活かしていかなければ、それらの活動の意味は随分と小さくなってもしまいます。 「凄いなあ。よくやった!」と認めて、「上手になったね、感動したわ」と褒めて、「次も、別の場面でもがんばりや」と励ます。思えば、これは子育てと教育の基本姿勢なのではないでしょうか。 子どもは、放っておいても成長はします。それは目には見えないほどのゆっくりとした速度かもしれません。でも、“今というその瞬間”を見逃さず、適切な声掛けをすることによって成長のスピードを速めることができると思うのです。 そのことの上手な人が、よい親でありよい教師です。 『先生、お誕生日おめでとう!』
1年担当の先生が、生徒たちから誕生日の祝福を受けていました。
これより先に来た生徒は、手作りのプレゼントを渡していましたよ。 チャイムが鳴る直前、走っていく3年生の声をかけたところ、こんなに良い写真が撮れました。 『曇り空 雨がポツポツ』その2
ポーズを決めない普段どおりの様子です。
こんな写真もいいかも…。 『休憩時間』3年その5
さあ、次の時間もしっかり頑張るんやで!
『休憩時間』3年その4
みんな、思い思いにうまく時間を使っています。
『休憩時間』3年その3
ここからは休憩時間の様子です。
『授業の様子』3年その2
このクラスも自習です。でも、時間を無駄にしている人は一人もいません。
みんな、よく頑張っていました。 『授業の様子』3年
3年からは、社会と国語の時間から紹介していきます。
どのクラスもテスト前だということで、自学自習、質疑応答の時間になっているようでした。 『授業の様子』2年その4
3組は社会の時間でした。
『授業の様子』2年その3
4組の数学の時間です。
原学級では「教え合い学習」が行われ、分割学級では詳しく先生による説明がされていました。 |
|