最新更新日:2024/10/18 | |
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授業力を高める h26/6/26
それぞれの職場ではその技能を高めるための,研修がありますが,学校も先生の技量を高めるための研修があります。研修のひとつは授業力を高める研修です。授業力を高めるのは「他の先生の見ている前で授業を行ってもらう」「行った授業を通して,どのように変えていけばよいか話し合う」「行った授業・見た授業を振り返り他の授業に活かす」という手法をとります。その手法は日本独自のものでしたが,最近は外国でも行われるようになってきています。
さて,今週は 月・火・水の3日間,授業を通した研修を行いました。(研究と呼ばれることもあります)月曜日は採用2年目研修・火曜日は午後から校内研究(国語の授業力の向上)・水曜日は採用1年目研修です。各先生は,普段から事前に準備をした上で授業にのぞむのですが,ともすれば我流になってしまいがち。そういうときに他の先生方からのアドバイスをもらって,授業力の向上を目指すのです。子どもたちが学ぶ場所は,先生の学ぶ場所でもあるのです。 教員の研修会 h26/6/20
6月20日金曜日は,児童にいつもより少し早く教室を出てもらって,教員の授業力向上を目指して研修会を行いました。
鳥取県から,講師の方を招いて,21世紀に必要なコミュニケーション能力の講義と演習です。コミュニケーション能力を高めるための演習として,ブレインストーミングとKJ法を体験しました。各自が付箋にアイデアを書き出し,そのアイデアを紹介しながら模造紙に貼り付ける。その際,否定的にとらえないで出てきたアイデアを認める。それが体験したブレインストーミングでした。KJ法はでてきた付箋のアイデアをグルーピングしたり,関連付けたりして意味づけを行うものです。3〜4人のチームでブレインストーミングとKJ法を体験し,最後は各グループから出てきた内容を発表し合いました。 授業の中でも,子どもたちにブレインストーミングやKJ法を体験させることはできないかと思っています。 くつのかかと h26/6/20
4月より,くつ箱にくつのかかとを揃えて入れることを継続して児童に指導をしています。家庭の中には家でもくつを揃えるようになってきたと学校にお知らせいただくことがありますが,まだ定着しない児童もいます。
定着しない児童のくつをみると,多くのくつにかかとを踏まれたあとがあります。ご存じのように,くつの一番大切な部分はかかとです。その大切な部分を踏んでいるのですから,くつを揃えて入れようという意識が薄いのはある意味あたりまえかなと思います。 また,くつ箱を見ると,この4月から一度も洗っていないのではないかと思われる上ぐつや,明らかにサイズが小さいので踵を踏んでいると思われる上ぐつが多くあります。 児童には汚れた上ぐつを休みを利用して洗ってくるように伝えています。早い児童は今日持って帰ります。児童が上ぐつを持って帰ってきましたら,土曜日のうちにくつを洗って干していただきたくようお願いします。雨の場合新聞紙をくつに入れてしばらくしてから取り替えると早く乾きます。 もうひとつは,くつのサイズがあっているか確かめていただきたく思います。 上ぐつから,モノを大切にする態度と心が育てばよいと考えています。 土曜参観の御礼 h26/6/14
6月14日(土)は土曜参観を行いました。参観に来られた皆様,お忙しいところをありがとうございました。
保護者の何人かとも立ち話をしました。 「ホームページに書いてあったように,くつやかさ立てがきれいにそろっている。」 「学年があがって,クラスの数が増え,落ち着いて学習できるようになった。(4年)」 などの声があり,校長としてうれしく思いました。一方では, 「挨拶のことをよく書いているが,地域では挨拶する子が増えているとは思えない。」 との,お声も聞きました。学校と地域のシームレス化をテーマにしていますので,これは課題と言えます。 各クラスの授業は如何でしたでしょうか。それぞれの学級では今日の授業について,どんな授業をすれば子どもの姿が保護者の皆様に見せられるかを考えて授業にのぞみました。お子様の様子をごらんになって感じたことがあれば,担任にお知らせ下さい。 山の家 長期宿泊学習を終えて H26/6/3
昨日,山の家から帰ってきました。あっという間の3泊4日でした。短期間とはいえ,5年生の子どもたちの変容をみた4日間でした。5年生は大きく3つの変容がありました。
ひとつめに,グループの協力を学んだことです。初日の野外炊事。すき焼き風煮とご飯の炊事。野菜を切ったり,釜戸に火をつけたりするのに手間取りました。さらに,食べてみるとお粥のようなご飯,水っぽいすき焼き風煮。食べると固い野菜が出てきた班も。後片付けはまた大変で,食べ終わってから,最後の班が片づけ終わるのに2時間ほどかかりました。しかし,2日目のカレーライスづくり。「水はこのくらいでいい?」の声に班全員がご飯用のおなべに指を入れて水加減を調整する姿。「わたしがこれやってる間にあれやっといて」「オーケー!」気持ちの良い返事があちこちから聞こえました。予定よりも1時間早くできる班が続出。4時には晩御飯ができあがり,いただきます。4時半には片付けがはじまり,山の家の署員の皆さんが感心されることしきり。 ふたつめに,マナーを守ることが意識でき始めたことです。宿泊棟は唐橋小学校が1棟を貸し切っていました。初日のトイレのサンダルの散乱状態は目を覆うばかり。一晩目に注意をしても効果はなし。二晩目の注意で女子トイレのサンダルがややきれいになりましたが,男子トイレは効果なし。三晩目の注意の後,男女ともサンダルがそろうようになりました。集団で静かにして発表者の顔をみて話を聞くことも,お風呂の入り方も日を追って上達しました。 みっつめに,暖かな雰囲気を作ったことです。キャンプファイヤーではみんなを盛り上げようとする姿。登山のときに,遅れた児童や先生に対する応援の言葉。(実は山下先生が途中から疲労のため登山のスピードが極端に落ち始めたのですが,「先生がんばれ」の声がたくさん山下先生に向け贈られました。) 短期間の変容というのは,実は変容ではありません。もともと唐橋の児童の持っていた素晴らしい力が表面にでただけのことだと思っています。しかし,そういう場面に出会えたこと,校長としてうれしく思いました。木曜日には5年生が戻ってきます。できることならば,この素晴らしい力を維持したまま,学校生活を送ってほしいと願っています。 最後に,唐橋小学校の5年生のために,おやじの会のボランティアの皆様,学生ボランティアの皆様,多大なるご協力ありがとうございました。 |
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