英検・漢検・土曜学習を実施

　６月６日(金)放課後には「英検」，７日(土)午前中には「漢検」を校内実施しました。来週に実施する定期テストに向けた勉強で忙しいにもかかわらず，英検には５級〜準２級に２９人，漢検には５級〜２級に４５人が受検しました。中には両方にチャレンジする生徒もいました。
　また，７日(土)には漢検と並行して学校運営協議会による「土曜学習会」も実施しました。１〜３年合わせて１００名近くが，１０名を超える大学生ボランティアのサポートを受けて真剣に学習を進めていました。１年生にとっては初めての中学校の定期テスト。３年生には(そして２年生にとっても)，自分の進路実現に向けた大切なテスト。学習会は１１時３０分に終わりましたが，家庭でも引き続き計画的に学習を進めてくれるものと思います。

生徒大会

下記の生徒大会についての内容は，右の「学校だより」から大きく見ることができます。

避難訓練から学ぶこと

「訓練，訓練。東校舎１階，南階段付近から出火」との想定で避難訓練を実施しました。

屋内での避難時のルールを守り，校舎の外に出たら，駆け足で朱雀グランドまで避難するという基本のルールはしっかり守れていました。特に，校舎の外からの駆け足は，クラス単位でかなり速く，まとまってできていました。

避難後の集合については，広いグランドの中で，指示される先生の地声(スピーカー等を使わない声)が，きちんと聞き取れるように沈黙を含めた集団行動ができていました。

ただし，避難開始から人員点呼完了まで，４分の目標に対して，４分４秒かかっていました。

訓練とは，方法や動き方を身に着けるとともに，次の課題を探して改善するために行います。では，今回の課題は何だったのでしょうか？

一番上の写真では，全力に近い形で集団が走っています。ところが，２枚目のグランドへの出口では，歩くようなスピードに落ち，混雑した状態ができています。
列は２列ですので，スピードを落とさなくても出口は通れたのですが・・・。

原因は，集合場所で待つ集団が見えたときに安心して，スピードをゆるめてしまうことです。前の人がスピードをゆるめると，その後方の人は，理由はわからないが，もっとスピードをゆるめ，ついに，歩くスピードでついていくということが起こっていました。

課題として，集合場所まで走りきること，誘導する職員は，そういったポイントを想定し，その場所で「最後まで走れ」と指示をすることが必要でした。

多くの教訓が示すように，自分の命を，まわりの人々の命を守れるように，今日の訓練を活かしてほしいと思います。

今日の「総合的な学習の時間」

それぞれの学年が，先週行った大きな活動のまとめに取り組んでいました。

３年生は修学旅行でお世話になった読谷村の方への感謝を込めた色紙づくり，また，修学旅行で学んだことをまとめた新聞づくりに取り組んでいました。残念ながら，今日の時間では完成した作品は少なかったので，後日，力作を紹介します。

２年生は，チャレンジ体験でお世話になった事業所に，お礼を伝えるために向かいました。その手には，しっかり
４日間の活度を振り返り，指導していただいた方々への気持ちをまとめた「お礼状」が握られています。校門を出ていくときの明るい雰囲気には，お礼を伝えることへのウキウキした喜びが感じられました。そんな気持ちになれるのも，本人の頑張りがもちろん必要ですが，事業所の方々の導きがあったからだと，あらためて感じました。お世話になりました。

１年生は，班別研修を行った「嵯峨野・嵐山」の活動をまとめる新聞に取り組んでいました。新聞は完成していませんが，その元となる「しおり」を紹介します。その表紙のページには，ひとりひとりが現地で描いた絵があります。
陽射しが強く，かなり暑い日でしたが，しっかり取り組んだようす，楽しそうな雰囲気，自然への感動，いろいろな思いが感じ取れます。新聞の完成が楽しみです。

道徳の時間を参観して

「家族が急病で倒れたとき，プロのスポーツの選手が優先すべきは，家族か仕事か？」

Aさん「病気で倒れた家族を放って仕事をすることなんてできない。」
Ｂさん「プロの選手がいなくなると，（それだけまわりに）迷惑がかかるから(仕事を優先する)。」

１年生の道徳の時間のようすです。

深く，しっかり考え，発表できていました。発表をしっかり聞き取っていました。
意見を発表したＡさん，Ｂさん，どちらの考えも理解できます。
今日の学習を振り返って，「生きていくうえで，判断が難しい問題がある」と実感した人が約８０％いました。

一緒に学習した級友の中にも，さまざまな見方や考え方があり，それを謙虚な態度で取り入れ，考えを深めていく活動ができていました。

機会があれば部活動紹介 ３

　今回は，コンピュータ＆サイエンス部（通称ＣＳ部）の活動を紹介します。

　校区内のある川で12名の部員が，水質調査をしていました。一見すると，たいへん透明感のあるきれいな水が流れています。

ただし・・・，

「こんなにきれいな水が流れているのに，魚がほとんど見えない」という疑問がきっかけになり，2010年からこの川の調査をしているそうです。
冬の季節はpH7.2程度の通常の水質も，夏場にはpH8.1，極端な時はpH9.0以上になる日もあったそうです。このデータだけでは，この川の水質の良し悪しはわかりませんが，これだけ水質が変化する原因を川にそって移動しながら調査活動を続けているそうです。

　この川の調査と校区のある大きな交差点の植物の調査を継続的に行い，毎年，「中学生総合文化祭」で発表しています。

　少し，理科のレポートのような紹介になりましたが，副キャプテンによると「この部活動は楽しい。それは，話で盛り上がれるから」とのこと。経済の話題，ときにはゲームの話題もあるそうで，「スポーツが苦手でも楽しく活動できる」ことが，ＣＳ部のいいところと教えてくれました。
　地道な根気強さが必要な調査活動ですが，楽しく語り合える仲間たちで，部活度を発展させてください。

１組 チャレンジ体験

　5/26(月)から１組の３名の生徒が，西陣工房さんにお世話になって職場体験を行っています。

　伝統工芸品である”組み紐”づくりを体験しています。４つの工程を正確に繰り返し，できた部分の長さを少しずつ伸ばして組み紐ができあがっていきます。よそ見などできない集中力がいる作業が，午前は３時間，午後は４時間程度続きます。

　体験を意欲的に続けることで，作業を間違える回数が減り，間違いがなくなるところまで上達した生徒もいます。また，作業のスピードも着実に速くなっています。

　３日間，西陣工房さんには，たいへんお世話になりました。あいさつの声が日々大きくなり，休憩のときのわきあいあいとした雰囲気など，めりはりがつき，”達成感”の大きさが，様子，行動の変化に表れているようです。ありがとうございました。

草刈のボランティア，ありがとうございました。

学校運営協議会とＰＴＡの方の呼びかけで，校内の草刈を行っていただきました。

休日にも関わらず２３名のボランティアの皆様の協力で，約２時間の作業で見違えるようにきれいになりました。
「子どもたちの学校生活の環境がよくなった」とおっしゃられた言葉に，いい汗をかいたという充実感が表れていました。

今後とも，学校運営に様々な形でご協力をいただければと思います。

本当に，本日のご協力，ありがとうございました。

２年生「生き方探究・チャレンジ体験」 ４日目(最終日)

〜 チャレンジ体験ノートより 〜

「将来どんな仕事に就くのか」「自分には何ができるのか」「自分は何に向いているのか」「どんな生き方をするのか」，そして「そのためには，今，何をすべきなのか」
それこそが「おとなにための学校」＝「生き方探究・チャレンジ体験」の目的なのです。


この取組を支えていただいている多くの事業所の方々，地域の方々への感謝の気持ちを忘れずに，この経験を活かしていくことを願っています。


明日から中学校は，一週間ぶりに全学年の生徒がそろいます。校外学習，修学旅行，チャレンジ体験の取組を活かして，学校生活をさらに充実させてください。

２年生「生き方探究・チャレンジ体験」(2)

４日間のチャレンジ体験も３日目となりました。

学校では見られない，とてもしっかりした姿をしていて，驚くような生徒もいます。

中には，チャレンジ体験の中学生とは思えないほど，ユニフォームや事業所の雰囲気に溶け込んでいる人もいました。

あと一日，感謝の心を大切に，精一杯がんばって，いい体験をしてください。