最新更新日:2024/12/19 | |
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学術顧問 堀場雅夫氏をお訪ねして!
3月8日(木)の午後,本校学術顧問の株式会社堀場製作所最高顧問・医学博士の堀場雅夫氏をお訪ねいたしました。
堀場氏は,本校エンタープライジング科創設時(平成15年)からの学術顧問のお一人です。毎年,欠かさずに入学式での記念講演をお引き受けいただき,新入生の西京生活は“堀場講演会”からはじまるといっても過言ではありません。このご訪問を通じて,4月9日(月)の平成24年度エンタープライジング科第10期生入学式での記念講演も快くお引き受けをいただきました。新入生とその保護者の皆さん,大いにご期待いただきたいと思います。 堀場様との懇談は,公私ともに本当にお忙しい中,一時間にも及ぶものでしたが,本年度の西京生の文武両面での活躍ぶりを紹介し,様々な角度からご指導をいただきました。懇談中,一番に強調されたことは,「もっともっと科学的になれ!」ということでした。堀場様は,東日本大震災によるガレキの除去が一向に進まないことを憂え,その原因が放射能汚染の風評被害にあり,時には非科学的な風評がガレキの広域処理を大いに阻んでいることを嘆かれていました。科学的知見のみを信頼し,風評という非科学的妄想が排除されれば,被災地の復旧・復興はもっと迅速にはかどるはずです。「科学的になれ!」という堀場氏の教訓を,終業式などで大いに強調したいと思っています。 それにしても,入学式記念講演会が大いに待たれるところです。 ※今回の上海フィールドワークにおいては,ご厚意により,上海近郊の堀場製作所現地工場を見学・研修させていただきました。お世話になりました関係の皆さまには衷心よりの御礼を申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。 京セラ講座を開催!
3月9日(金)午前9時からエンタープライジング科9期生(1年生)を対象に「京セラ講座」を開催しました。この講座は,EP科1期生から連綿と続く恒例の産学連携講座のひとつです。
本年,講師をお務めいただいたのは,京セラ株式会社教育本部教育企画部フィロソフィ研修課の井上友和氏で,演題は『京セラの経営理念について』です。 生徒たちは,上海フィールドワーク並びに東京フィールドワークの結団式を当日に控えたあわただしい中でしたが,フィールドワークと並ぶエンタープライズ教育の総決算とも言うべきこの恒例の講座に熱心にそして真摯に取り組んでいました。 次は,ある生徒の感想文の一部です。 京セラの経営理念は従業員の幸福の追求にある。この理念は,従業員の働きがいを高め,お客さまへの素晴らしい製品やサービスの提供につながる。その結果,会社は適正な利益を安定的にあげ,その利益は株主に配当という形で還元され,企業は社会貢献という大きな公的役割を果たすことができる。この京セラ創業者の稲盛和夫氏の経営理念には,本当に驚かせられました。また,創業者が一番に頼りにし,企業活動の根本としたものが“仲間”ということにも新鮮な驚きを覚え,いまもっとも重要視される「絆」が,京セラ創業時の起業理念の根本であったことにも深い感動を覚えました。京セラは,The company - 企業の中の企業 を目指していて,企業倫理の面においても社会から大きく尊敬されなければならないという京セラフィロソフィには大いに同感しました。また,私たちの校訓である「進取」「敢為」「独創」にも京セラ流の解釈を示され,その内容は次のとおりです。 進取 − 渦の中心となれ! 敢為 − もうダメだというときが仕事のはじまり! 独創 − 楽観的に構想し,悲観的に計画し,楽観的に実行せよ! びっくり,ビックリです! 講演終了後も生徒の質問攻勢は止まず,予定時間を大幅に超えて成功裏に講座は閉講となりました。井上様,本当にありがとうございました。 ※フィールドワーク報告記事の終了を待ってこの掲載を企画したため,紹介が大変に遅くなりました。ご迷惑をおかけしました。 クエストカップ 2012 全国大会!
クエストカップ2012で本年度も西京生が優秀賞を獲得し,2月25日(土)に東京の法政大学で開催された全国大会に出場しました。
この大会は,クエストカップ実行委員会と教育と探求社が主催し,クレディセゾン・スカパーJAST・大和ハウス工業・テーブルマーク・日本経済新聞社及び森永製菓が協賛,一橋大学イノベーション研究センターと法政大学キャリアデザイン学部が協力して実施されるもので,本年のテーマは『日本の未来はここからつくる!』です。 本校の1年6組のチーム「文法怪人パーズ星人」は,すでに優秀賞の受賞が確定しており,企業プレゼンテーション部門「日本経済新聞社」での「『Inter-Nikkei』〜送受信可能な「新」聞〜」で全国大会に出場したものです。残念ながら,最優秀賞の獲得はかないませんでしたが,その堂々としたプレゼンテーションは,満場の喝さいを浴びるほどでした。 大会の模様は,掲載の写真でご確認ください。 EP科7期生の卒業式を挙行!
3月1日(木),午前10時から本館7階の記念講堂(メモリアルホール)で平成23年度エンタープライジング科第7期生の卒業授与式を挙行しました。晴れの卒業式に臨んだのは,自然科学系コース168名,社会科学系コース110名,総計278名(男子141名,女子137名)のエンタープライジング科第7期生です。彼らは,学校創立第124期生,西京第64回生となる生徒たちです。
卒業証書授与,校長式辞,PTA会長中村 潤氏の祝辞,西京同窓会の会長代行平野正路氏祝辞に続いて,生徒自治会長田村麻絢さんの送辞があり,田村会長はその中で, 「私たち在校生は,先輩方が築き上げられた輝かしい功績を引き継ぎ,多くのことに積極的に立ち向かい,仲間と切磋琢磨しながら,先輩方のように笑顔に満ち溢れた,そのような学校生活を送って行きたいと思います。」 と,7期生の活躍を讃え,後輩としてその伝統の継承を誓いました。 この送辞を受けて,卒業生代表の吉田健人君は, 「西京という伝統を担った人間としての自覚と誇りをもって,エンタープライジング科の三年間で培った自信を胸に,今後の人生をしっかりと歩んでいきたいと思います。支えてくださったすべての人々への感謝とその支えをこれからも忘れることなく走り続ける決意を表明します。」 と,雄々しく素晴らしい答辞を披歴し,満場の熱い感動をさらに湧き起こしました。 校長式辞の歴史上の人物のスピーチを引用した最後の言葉を紹介して,卒業生の輝かしい前途に最大・最高の祝意を表します。 Heaven gives the crown of victory to those only who by habitual preparation win without fighting, and at the same time forthwith deprives of that crown those who, content with one success, give themselves up to the ease of peace. The ancients well said: Tighten your helmet strings in the hour of victory. In other words, “ Stay enterprising!” ※写真上:卒業証書授与 ※写真中:(上から)PTA会長祝辞,西京同窓会会長代行祝辞及び3年生保護者代表森井さんからの寄贈品目録贈呈 ※写真下:生徒代表答辞 学術顧問 赤崎 勇 博士をお訪ねして!
2月29日(水)の午後,学術顧問の赤崎 勇博士を名古屋大学赤崎記念研究館にお訪ねいたしました。
博士は,11月に文化勲章を受賞され,その後,本当にお忙しい日々をお過ごしです。この日は,ご無理をお願いして,昨年10月の京都市自治記念日に門川大作京都市長から贈呈された博士ご寄贈の青色LEDオブジェ「青色の滴」への感謝状をお届けし,あわせて今年度の生徒活動の実績をご報告するためお訪ねしたものです。 30分の面談予定を1時間まで延長していただき,天皇陛下からの文化勲章御親授の様子や翌日のお茶会のご様子をお伺いすることができました。生徒の活動実績の報告には,その成果に十分にご満足いただき,ご懇切なお褒めのお言葉まで賜りました。 翌日が本校の卒業式ということで,卒業する生徒たちに,次のような激励まで頂戴いたしました。 『御卒業,本当におめでとうございます。これからの人生には,「基がしっかりしている」ことが本当に大切になります。高校や大学の学習においては,基礎・基本の学習が,人間としての社会生活には是非善悪の判断が。これからの輝かしい人生を,しっかりとした「基」を礎にご活躍ください。』(要旨編集) 博士には,来年度以降も学術顧問をお続け下さるとのお約束もいただいております。 ※写真は,名古屋大学赤崎記念旧館研究室でのものです。 生徒研究発表大会を開催!
2月28日(火)の午後,恒例の第8回エンタープライジング科生徒研究発表大会が開催されました。これは,第8期生(2年生)の本年度の学習・研究成果の発表を中心にフィールドワークを控えた第9期生(1年生)のプレ発表会を兼ねたもので,本年度本校の専門教育の成果発表を行うためのものです。
学校としては,上級生の成果を下級生に見せることにより,一層の学習意欲を喚起し,EP科の“遺伝子継承”を図るとの目的で,第1期生以来,連綿と続いている恒例行事です。 今大会の発表者は,次のとおりです。 専門科目「ECC1」概要説明 2年生 岸本莉香・洲見菜種 上海FWプレ発表 1年生 西山尚登・野山智彦 上海FWプレ発表 1年生 丸本侑奈・水田友里 Slide Presentation 1年生 松尾颯大・松本拓哉 専門科目「ECC2」概要説明 Poster Presentation 2年生 畑 洋充 Slide Presentation 2年生 内藤梨月 「エンタープライズ2A」個人研究発表−19名の2年生 東京FWプレ発表(カシオチーム) 1年生 4組・6組チーム International Trade Challenge Asia-Pacific 2011 出場チーム発表 2年生 堀江晶子・大井美里 この研究発表大会には,お二人のご来賓をお迎えしました。学校評議員の藤野俊子様と京セラ株式会社教育企画部の井上友和様です。井上様には,発表生徒に対して懇切なご講評をいただきました。ご多用の中のご来校と併せて御礼申し上げます。 2月18日(土) 保護者説明会を開催!
2月18日(土)の午後,ふたつの保護者対象説明会を開催しました。
午後1時からは,本校附属中学校3年生の保護者の皆さまを対象にした高校進学説明会。いよいよ間近に迫った高校進学を控えて,義務教育と高校教育との違い,高等学校専門学科エンタープライジングの専門教育などなどについて,高校教員が,直接,中学の保護者の皆さんに語りかける機会です。本校に高校から入学してくる生徒たちもすでに適性検査の合格発表を受けています。そこに附属中学校からの入学者を加えて,エンタープライジング科第10期生が誕生するわけですが,高校教員の“必死の思い”が皆さまに伝わったでしょうか。どうぞ,よろしくお願いいたします! 午後2時30分からは,本校1年生の保護者の皆さまに対する「上海フィールドワーク」の直前説明会。いよいよ第9期生高校入学組の海外研修が目前に迫りました。担当業者の日本旅行の関係者もお迎えして,最終の綿密な説明会を実施させていただきました。日中国交回復の記念年に当たる本年のフィールドワーク,友好提携校の上海大学市北附属高校の皆さんも満を持して西京生を待ってくれています。 ※写真上:附属中学保護者への高校進学説明会の様子 ※写真下:上海フィールドワーク保護者説明会の様子 適性検査・推薦入学考査を無事終了!
2月14日(火),15日(水)の両日にわたって実施いたしました平成24年度エンタープライジング科適性検査並びに推薦入学考査を無事終了させていただきました。
若干名の欠席者を数えましたが,雨天の中,志願者の皆さんは元気に登校し,体調不調者もすべての検査を無事受検いたしました。競争倍率は,適性検査は2倍(暫定値),推薦入学考査は3.7倍(暫定値)であったようです。 受検生の皆さんはもちろん,その保護者の皆さま及び関係中学校の先生方に心からの御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 適性検査の合格通知並びに推薦入学の合格内定通知は,2月21日(火)に中学校長の皆さまを通じて発表させていただきます。 ※ 写真左:適性検査当日の早朝校門付近の様子 ※ 写真中:適性検査の受検会場 ※ 写真右:推薦入学考査の面接会場 クエストカップ2012 優秀賞受賞!
クエストカップ2012で本年度も西京生が優秀賞を獲得し,2月25日(土)に東京の法政大学で開催される全国大会に出場します。
この大会は,クエストカップ実行委員会と教育と探求社が主催し,クレディセゾン・スカパーJAST・大和ハウス工業・テーブルマーク・日本経済新聞社及び森永製菓が協賛,一橋大学イノベーション研究センターと法政大学キャリアデザイン学部が協力して実施されるもので,本年のテーマは『日本の未来はここからつくる!』です。 今,日本は歴史的な転換期にあります。政治,経済,産業構造,文化や人々のライフスタイルまで,あらゆる分野で人々は新しい価値を求めて,音をたてきしみながらも,それらは確実に変わりはじめています。−中略−これから10年,20年にも及ぶだろう変革の時代の中で,10代のみなさんがしっかりとした目で自分自身をみつめ,創造性をフルに発揮して未来を描くとき,それは現実のものとなるでしょう。 これは,クエストカップのホームページhttp://questcup.jp/2012/subject/index.html から引用した大会の主旨,開催意義です。 この大会での審査の対象は,次の3つの部門です。 □ 企業プレゼンテーション部門 実在の企業から出されたミッションに応える部門 □ 人物ドキュメンタリー部門 夢を実現した先人たちのストーリーを追う部門 □ 自分史部門 自分の過去と未来の履歴書を執筆する部門 本校の1年6組のチーム「文法怪人パーズ星人」が優秀賞を受賞したのは,企業プレゼンテーション部門「日本経済新聞社」で,「『Inter-Nikkei』〜送受信可能な「新」聞〜」です。 全国大会の詳報は,後日お伝えしますが,グランプリめざしての奮闘を期待します。 大会テーマからして,西京生こそがグランプリに最もふさわしい!と信じて・・・・。 人権標語 生徒優秀作品
本年度,学年ごとに次のような内容で生徒たちは人権学習に取り組み,テーマへの理解を深めました。
1年生−「ネット社会における人権−ネットいじめはなぜ“痛い”のか」 佛教大学教授 原 清治 先生講演 2年生−国際人権「ルワンダ・ジェノサイドと人権」 本校理科教諭 服部欧右 先生講演 3年生−「人間は尊敬すべきものである−全国水平社差別との戦い」 NHKその時歴史は動いたVol322 これらの学習を受けて,人権教育部を中心に人権週間の取組のひとつとして,「人権の正しい理解と認識を培い,あらゆる差別を許さない人権意識を育てる」の目的の下,全校で人権標語の創作に取り組みました。 次に,本校人権教育委員会人権標語審査会で優秀作品とされたものを紹介いたします。これらは,すべてのクラスと校舎廊下に掲示され,玄関付近の電光掲示板にても紹介されています。 □ さりげない その一声が 救いの手 (1年2組生徒作品) □ そのコトバ あの子の目を見て 言えますか (1年6組生徒作品) □ きみのそば 聞こえる叫び 受け止めて (2年3組生徒作品) □ あのときの 君のひとこと 救われた こんどは僕が こまった君に (2年4組生徒作品) □ 見ないふり すり減っていく あなたの心 (2年6組生徒作品) □ 素敵やん その一言で 救われる (3年3組生徒作品) |
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