全市の幼・小・中学校をめぐり,読み聞かせのボランティアをされている大石先生(元京都女子大学附属小学校教諭)を招いて,読み聞かせの授業を行いました。大石先生には,毎年来て頂いて読み聞かせをしていただいています。今年は,4年,5年,6年生を対象に行いました。子どもたちは,大石先生の読み聞かせから,人をひきつける音読の工夫について学ぶことと本の面白さを感じることをめあてとしました。どの学年も大石先生の読み聞かせに,大きな声でわらったり,はらはらしたりと自然に物語のなかへ引き込まれていきました。おもわず,主人公に「あぶない」と声をかける児童がで出てくるほどでした。読み終わられた時には自然と拍手がおこりました。みんなをお話に引きこんでいく,読み方にも驚嘆していたようでした。「声の大きさや,読み方のスピードだけでなく,文章と文章の間も工夫されていた。」「物語の中の人物の気持ちがよく分かっているから,その気持ちを伝えようとして読んでいた。」等音読のための新しい視点を見つけることができました。また,読書の面白さも改めて確認していたようでした。