日当たり、飼育の関係で小さなゲージで飼われていたウサギをなんとか、もっと広いところで飼育したいという願いをもっていたのですが、なかなか実現しませんでした。そんなある日、有隣教育財団理事長の阪上様から「それなら、私がお手伝いしましょうか。」という温かい声を頂き、今回ウサギ小屋をつくることになりました。材料はほとんど阪上様からの提供で、教職員は製作のお手伝いをするだけいうことになりました。教職員には、初めての経験なので阪上さんから指導をうけて作業をしました。まず、砂とセメントを混ぜてコンクリートを作る作業です。次に、ブロックが同じ高さになるようにブロックの下にコンクリートを敷いていきます。これがなかなか難しい。縦にも横にも水平であること、隣のブロックと同じ高さになること等等、かなり時間のかかる作業でした。でも、難しい作業であればあるほど、とても便利な道具が開発されているのです。お話を聞いてみると、江戸時代から同じ方法で行っている道具もあるとか。昔の人の知恵に驚いてしましました。周りをブロックで囲ったら一休み。お昼ごはんを食べている間にコンクリートを乾かしました。昼からは、基礎になる部分にコンクリートを敷いて行きます。水が流れやすいように少し勾配をつけて、でも平らになるようにしなければなりません。どても難しい・・・。やっと基礎ができました。時間は3時30分。上の部分は7日に製作する予定です。素敵なウサギ小屋ができそうです。ウサギのお引越しは、夏休みがすんでから、飼育委員会の子どもたちにしてもらおうと思います。