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最新更新日:2025/07/23 |
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総合的な学習の時間(福祉)
6月22日月曜日,総合的な学習の時間に「車いす体験」をしました。
伏見障害者デイサービスの方々や,社会福祉協議会の方々に来ていただき,貴重な体験をさせていただきました。 前半に実際に車いすで生活されている方のお話を聞き,後半は二人一組になって乗る人・押す人にと役割を交代して,マットやふみ切り板,コーンなどで作った道を通る経験をしました。子どもたちは真剣にお話を聞いたり,車いすを操作していました。 今回の体験をもとに,少しでも車いすを使って生活されている方々の立場に立って,物事を見たり,考えたりすることができるようになれば,と思います。 ![]() ![]() ![]() ぶどう酒が水になった話
昨年度,剥がれたプールの塗料を削ぎ落とす作業を「おやじの会」の皆様にしていただきました。そしてこの度,本校管理用務員の手により,壁面の全面塗装が終了,見違えるように美しくなりました。そのプールから連日,子どもたちのはじけるような歓声が聞こえています。
先日,プール近くを通ると,更衣室前に,児童の人だかりができていました。更衣室が閉まっており「誰が職員室に鍵を取りに行くか」で,お互いが様子を窺っているようでした。そこで,私は子どもたちに次のような話をしました。「ある王様が家臣を慰労会に招待したときのことです。招待された家臣は手土産にぶどう酒を一本ずつ持参して大樽にあけ,宴会時に各自のグラスに注いで乾杯をすることになっていました。ところが宴会が始まり,客達が口にしたぶどう酒は何と水になっていたのです。なぜでしょうか」「大勢の中で自分一人くらい水を入れてもわからないという思いを,全員が持ったからなのです」「自分一人くらいは…という思いは厳に慎み,自分だけはという積極的な気持を持ちましょう」…。 話が終わると一人の児童が「私が鍵を取ってくる」と,職員室へ走り出し,その場の雰囲気が明るくなりました。環境問題をはじめとする多くの問題は,この「自分一人ぐらいは…」という気持ちが引き起こしているのではないでしょうか。「他の人がどうであれ,自分だけは…」という気持ちを持つ子を育てたいと,強く思っている次第です。梅雨があけると夏本番。子どもたちには,強い心と体で,暑い夏を乗り切ってほしいものです。 「象を消化しているウワバミの絵なのに,それを帽子だとしてしまうのが今の大人たちではないでしょうか…」<星の王子さま(サン・テジュグペリ作)>この童話には,大人になっても子ども心を失わないでほしいというメッセージが込められています。6月21日(日)おやじの会主催による「牛乳パックを使った簡単工作」「おやじの作品博覧会」「流しそうめん大会」が実施され,150名の親子が体育館に集いました。会場には「祇園祭の鉾」「金閣寺」や「鉄道模型」等々教職員も含め名作・力作が並びました。無心になって「竹トンボ」や「ブーメラン」に興じる親子連れ。子ども心をもったお父さんお母さんによって,子どもたちとの会話が弾みました。その後は流しそうめん大会。「流しそうめんを食べるのは初めて」という子どももたくさんいて,子どもたちは大喜びでした。おやじの会・PTAの皆様,お世話になり本当にありがとうございました。 |
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