最新更新日:2024/05/28 | |
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研究(授業改善を目指して)担任は,授業時間のほとんどを英語で指示や質問をし,子どもたちはそれに自然に応えていました。 本校では,国語の授業研究に力を入れていますが,同じく英語の研究にも取り組んでいます。5年前に研究指定を受けたのをスタートに,毎年少しずつ授業時数を増やし,授業改善に取り組んできました。英語の教員免許を持っている者などほとんどいない中でのスタートでしたが,授業で使う英会話の種類を少しずつ増やし,子どもたちが自然に英語に慣れ親しむようにしてきました。また,文字や文法から教えるのではなく,日常使う言語の習得を目指し,デモンストレーションで耳や目から情報を入れ,友達と対話しながら実際に使っていくことで身につけていけるよう授業を構成しています。 6年生の終わりには,京都駅に行って外国の旅行者に直接インタビューする授業にも取り組みます。ますます国際化する社会の中で,本校の子どもたちが自分の思いを自信を持って伝えられるよう,今後も英語の授業改善に取り組んでまいります。 研究(授業改善を目指して)写真は,2年生と5年生の授業の様子ですが,どちらの授業も「自分の課題を解決するため」に,教科書の教材で学んだことを,自分の選んだ図書で生かし,解説文を書いたり図鑑を仕上げたりしています。 子どもたちが「やってみたい」と思える目的(言語活動)を設定し,その課題解決のために複数の資料から必要な情報を集めて自分の考えを構築していく,これはまさにこれからの時代に必要な力となるでしょう。 自由研究日常の不思議を心に留め,自分で課題を設定して様々な調査・研究・実験に取り組んでくれました。 6年生の研究と,サイエンスコンテストに出品予定の研究を,職員室前の廊下に展示しています。 休み時間にはこれらの作品をたくさんの子どもが興味深く見ています。 子どもの中には「来年はこれをやる」と,すでに来年の自由研究のテーマを決めた子どももいるようです。 本校にも,自由研究がずいぶん根付いてきました。 9月 授業参観〜学級懇談会にて授業参観では,1学期よりも成長した学習に向かう姿を見ていただけたことと思います。 学級懇談会では,今,本校が大切にしている授業改善について,子どもたちの姿や,指導要領,大学入学共通テストの話題からお話をさせていただいたり,学年ごとに今後育てていきたい力など,お話させていただいたことと思います。 次の学級懇談会は3月5日になります。年度のまとめの時期です。子どもたちの具体的な成長の姿を見ていただきながら,次の学年に向けてさらに伸ばしていかなければならない力,心の成長に伴い配慮していかなければならないことなど話題となるでしょう。 忙しい時期ですが,ぜひご参加ください。 熱中症に気をつけてください。35度を超えるだけでも大変体に厳しいものを感じますが,京都では39度に近づく熱気がこもっています。 熱中症が心配される1週間になります。 学校では,今週は朝からエアコンをつけ,休み時間には水分補給を呼びかけるなど,熱中症にならないよう対策を講じています。 写真は水泳学習と1年生の生活科「水遊び」の授業の様子です。水に関わる活動であっても,水分補給には気をつけなければなりません。 ご家庭におかれましても,十分な休養と水分補給を心がけてください。 校長室の窓 〜PTAドッジボール大会より〜今年も大勢の参加者があり,子ども,保護者,教員が混じって楽しい時間を過ごしました。 普段は同じ学年で楽しむことが多いドッジボールですが,今日は複数の学年が混じってチームを組み,そこに大人も混じって熱戦を繰り広げました。 高学年にもなると,大人顔負けのスピードボールを投げる子もおり,緊張感のある試合になりました。 このドッジボール大会を毎年楽しみにしている子どももおり,今年も良い思い出ができました。 PTA保健体育委員の皆様,ありがとうございました。 校長室の窓 〜授業改善 3 〜研究協議の終わりには,水戸部先生から授業改善に関わるたくさんの指導をいただき,次の授業づくりに繋がる授業研究会となりました。 今後も,子どもたちが主体的・対話的で深い学びのある授業の実現を目指して,授業改善を繰り返していきます。 校長室の窓 〜授業改善 2 〜校長室の窓 〜授業改善 1 〜6年生の国語の授業で,重松 清さんの「カレーライス」が教材の学習です。 授業の終わりに同じ作者の作品の中から,お気に入りの作品を推薦する文章を書くことを目標に学習を進めています。 私(校長)が授業をしていた頃を振り返ると,確かに教科書教材については大変な時間をかけ読み深めていました。しかし,そのことが実際の生活にはなかなか結びつかず,また教師が教えたいことを中心に授業が展開され,どうしても受け身な授業を繰り返していたことを恥ずかしながら思い出します。 現在本校において目指している授業では,授業の終わりに子どもたちがやってみたいと思える言語活動(ここでは重松 清さんの作品の推薦文章を書く)がはっきりとしており,その必然として教科書の教材で学ぶというスタイルをとっています。 教科書教材と並行して,重松 清さんの他の作品も読み進め,どの子どもも自分のお気に入りの重松 清 作品を見つけています。 また,教材を読んで興味を持つところも疑問に思うところも子どもによって様々あるため,全文シートで一目で分かるように掲示を工夫してみたり,自分の疑問を解決するために誰と交流すれば良いのかを分かるようにもしています。 その結果,子どもたちは本当に多くの参観者に囲まれた中でも,活発に話し合い,初めに設定した20分間という時間があっという間に過ぎると「まだ話し足りない」と5分間延長するほどの事態になりました。 授業には,京都女子大学教授の 水戸部修治先生 の他に,市内の小学校からの参観者が7名と京都女子大学の学生さんが10名,本校の教員も合わせると40名を超える参観者がありましたが,主体的に学ぶ子どもたちの姿は,自信に満ちたものでした。 校長室の窓から 〜1年生を迎える会〜児童会主催で,司会・進行,すべて子どもたちが進めてくれます。 どの学年も1年生をあたたかく迎える気持ちがいっぱいの発表でした。 迎える会の間に感じたことは,ここ数年,特に子どもたちの声が大きくなったこと。 歌声も掛け声もハリのある,よく通る声で発表をしてくれています。 本校は国語科の研究に力を入れていますが,大切なことを言うにしても,人に届かない声では伝わらないと私はよく言っています。元々声の大きい子どももいますが,基本は声も鍛えないといけません。日頃の学級での取組が,こんなところで現れる,そう感じて嬉しく思います。 また,会の当日は,先生の指示がいっさい無くても子どもたちが自分たちで動いていました。それは1年生も同じです。 やることがしっかり分かり,準備をすれば,子どもたちは自分たちで動けるものです。 嬉しい時間でした。 |
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