最新更新日:2024/09/19 | |
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大人と児童の自転車安全運転教室
今日は,交通安全推進会の皆様を中心に,第32回大人と児童の自転車安全運転教室が開催されました。およそ130名の子どもたちが自転車持参で小学校へ集合し,運動場に用意されたコースを走ります。各所にチェックポイントが設けられ,ブレーキのかけ方や停車している車両のよけ方,信号のない交差点や踏切の渡り方など…1つ1つ確かめながら進みます。そこで活躍しているのが高学年の子どもたちです。指導員として下級生に丁寧に教える姿が何とも微笑ましく,そして頼もしかったです。
嵯峨小学校の子どもたちが交通事故に巻き込まれることがほとんどないという実績が,地域のみなさんがこのような安全意識を高める取組を継続してくださっているおかげだということを物語っています。本当にありがたいことです。児童のみなさん。今日学んだことを常に心がけ,「交通事故ゼロのまち 嵯峨」にしていきましょうね。地域の皆様,朝早くからお世話になりました。ありがとうございました。 むかしむかし愛宕山行きの電車があったそうな
3年生は自分たちの住む嵯峨の地域を教材にした学習の機会に多く恵まれています。今回は,校外学習で鳥居本にある「町並み保存館」におじゃましました。ここは明治時代に建てられた住宅をそのまま保存されているところで,外にはばったり床几,中には今は懐かしい井戸やおくどさんを目にすることができました。確かに3年生では,昔の道具の学習もしますが,それはもう少し後の話…。
今回のお目当ては,昭和5年ごろの鳥居本の様子を見事に再現されたジオラマです。そこには桜並木の清滝道を風を切って進む愛宕電気鉄道の姿が見られます。廃線となったあと,戦争の金属回収のために線路が撤去されてしまったため,現在は罧原堤から清滝トンネルへと続く道路になっていますが,そこを昔は電車が走っていて,愛宕山へ向かう大勢の観光客を運んでいたのです。保存館にいらっしゃった地域の方からお話しいただき,子どもたちは目を見開いてガラスケースに顔を近づけて,信じられないような表情で見つめていました。 嵯峨にはまだまだ子どもたちの知らない宝物がたくさん眠っています。地域の方々のご厚意で今回の学習も成立しています。学んだことを,嵯峨のすてきな宝物を,未来へとつなぐ嵯峨の子に育ってほしいです。 |
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