最新更新日:2024/09/19 | |
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文化に触れる
社会では『お茶づくりのさかんな宇治市』の学習を進めています。
そして,京都府では,江戸時代から伝わる手もみ製法でお茶が作られていることを知りました。 今では工場での機械化も進んでいますが,自分の住む京都府には世界に誇るお茶づくりがさかんなことを知ることで,より京都府に誇りをもったようです。 その学習のひとつとして,16日(火)に地域に住んでおられる千葉先生に来ていただき,茶道を教えていただきました。 畳に正座をし,まずは茶菓子をいただきました。 茶菓子を受け取るときには両手をそろえて相手の目をちらりと見て,お辞儀をします。 16日(火)はしその葉にくるまれたお菓子をいただきました。 「甘い〜!おいしい〜!」 と和菓子の甘さを感じた後にお抹茶をいただきました。 口の中で,お菓子の甘さとお抹茶の苦さがちょうどよく混ざり合い,子どもたちはお抹茶の味に浸っていました。 いよいよ,自分でお茶をたてるときが来ました。 初めて持つ茶栓。 ひじから先を動かすということを教えていただいたので,どきどきしながら子どもたちは茶栓をお椀の中で回していました。 初めてたてたお抹茶の味は・・? 「ズズッ!」 と最後まで飲み干した子どもたちの顔からは緊張とおいしさが伝わってきました。 日本の伝統である『茶道』。 文化に触れることで,子どもたちのお茶に対する興味や学びが,より深まりました。 伝統を受け継ぐことへの喜び
図工では嵯峨面の制作に取り組みました。
去年の社会の学習で嵯峨大念仏狂言について学習した子どもたちは,骨組み,和紙張りと制作の過程を重ねるたびに,嵯峨面への気持ちが高まっています。 胡粉を塗り,3日かけて固める工程が完了したから,次はいよいよ色づけです。 嵯峨面の見本を見ながら自分のオリジナルを加え,自分だけの嵯峨面にしていきます。 胡粉に絵の具を塗るというのも,これまでの彩色をはまた絵の具の量が違うようです。 どんどん色が加えられていき,お面がカラフルになっていきます。 完成したお面を眺め, 『まさか自分で嵯峨面が作れるなんて…。』 と伝統を受け継いで喜びを感じているようでした。 16日〜18日の校内図工展で掲示します。 ぜひご覧ください。 見て聞いて触って
8日(月)に,嵯峨消防出張所の見学に行きました。
秋に社会科「安心・安全を守る」の学習で,地域の安全を守る消防署の働きについて調べました。 少し時間が経つことで,生活の中で救急車を見かけたときには,その学習を思い起こして報告をしてくる子もいました。 消防出張所では, ・事務所見学 ・消防車,救急車見学 ・体験 と3つに分かれ,学ばせていただきました。 事務所では,京都市の出動状態の分かるシステムを見せていただたり, 消防車と救急車を目の前,装置の仕組みを細かく教えていただいたり, 体験では,ホースや酸素ボンベ実際に持って重さを体感させていただいたりと, “貴重”の連続でした。 見て聞いて触って… 見学だからこそ学びが深まり,自分の住む地域の安全を守ってくれている人のお仕事が身近になったようです。 そして,自分の身は自分で守る…『自ら火事から身を守る人になりたい。』という子どもんの感想こそ見学をした意義だと思います。 四年生は見学がたくさんあり,頭だけでなく,体と心でも学びを深めることができています。 思いは同じ
1月26日(火)の3時間目,手話サークルの方にお話をしていただきました。
以前に国語の『手と心で読む』の学習で「だれもがよりよく関わり合える」ことについて考えました。 この学習では点字について知り,「文字のもつ恵み」を教材文から学びました。 まず,手話サークルの方からミニ劇を通じて,「耳の聞こえない人はぱっと見たときに分かりにくい。」ということを教えていただきました。 他にも,緊急時の放送など生活の中には,いろいろな不便があることを知りました。 そして,どの不便を越える手立てとして, 「身振り,手振り,表情,口を大きく,紙に書く」 ということがあることを教えていただきました。 「『手話』と聞くと,難しさを感じてしまいがちですが,身振りや口を大きく,紙に書くなど,伝えようという気持ちがあれば,その気持ちが大切なんですよ。」という手話サークルの方の言葉を,子どもたちは目と心でも聴いていました。 最後に手話を交えながら『365日の紙飛行機』をみんなで歌い,子どもたちは笑顔で手話に親しんでいました。 相手の目を見て,自分の気持ちをつたよういう思いー。 この思いは,耳が聞こえても聞こえなくても同じです。 手話に親しみながら,普段の生活においても大切なことを教えていただく貴重な機会となりました。 |
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