最新更新日:2024/09/25 | |
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『全国学力・学習状況調査 終了です』
本日、3年生諸君は標記調査にチャレンジしました。昨年度と内容も変更になり、私たち教職員も準備に追われましたが、生徒たちは最後まで真剣に取り組んでくれました。
とくに、英語においては初めて「スピーキング」のテストが実施され、私も同席しましたが、みんな緊張した面持ちで課題にチャレンジしていました。 昨今よく耳にする言葉に「不確実性の高い未来」があります。これまでとは大きく変わるであろう社会を生きる子どもたちに、必要な力を身につけさせようとの事だと考えます。 しかし、翻ってみてこれまでの社会は「確実性の高い」世の中だったのでしょうか? 実はどの時代も、先のことはそれほど「分からない」のではなかったかと考えます。 それがいつしか、ああなればこうなる、こうすればそうなる、と決めつけてしまっている私たちの「感覚」こそが問題ではないかとも感じます。 子どもたちは、これからどんどん「変わって」いきます。これまでもそうでしたし、これからもそうであろうと経験則として実感します。 ある意味、私たちの「想定外」の人生を歩むことも往々にしてあることです。そのときに必要な力は何だろうか、それを考えていくことが大切なのであり、いつの時代も求められているように思えます。 極論すれば、今このとき英語が話せなくても、生徒本人が今後「英語を話したい」と考えたときに、自ら一歩を踏み出せるための力を、この時期につけておく必要があるのではないかと考えます。それが「生きていく力」ではないでしょうか。 基礎学力の充実、豊かな体験や経験、何よりも失敗にめげずにやり直せる心(レジリエンス)は初等教育時代に育成することが、最も効果的であり、その後の人生を豊かにしていくはずです。その点を肝に銘じて、今後とも衣笠生諸君のサポートにあたっていきたいと思います。 3年生諸君、お疲れ様でした!今日はゆっくり休んでくださいね。(よ) |
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