最新更新日:2024/06/06 | |
本日:15
昨日:59 総数:457138 |
2月 渉成レジデンス
先週の大雪から寒い日が続いていますが2月とは本来こういう厳しい寒さの月でもあります。今月のレジデンスの掲示は杉本さん作の「たき火」です。
布を使った炎の表現は、たき火のじんわりとした温かさ感じる作品になっています。 京の底冷えも身に沁みるのは大人ばかりで子どもたちは毎日元気に走り回っています。 1月 渉成レジデンス
1月の渉成レジデンスの掲示は八木重吉さんの詩「冬」に合わせた絵画です。
詩の中にある「椛色(かばいろ)」とは赤みのある橙(だいだい)色のことです。夕方の空の色が美しく心の中に光が差し込んだように感じる詩と絵です。 新しい年を迎え、毎日少しずつ日が長くなってきました。冷たい冬の空気を受けながらも自然は確かに巡っていきます。 人間もたくましくおおらかに季節の移り変わりを受け入れ、楽しみたいものです。 12月 渉成レジデンス
12月の渉成レジデンスの掲示は、谷川俊太郎さんの詩に合わせた絵「ぱん」です。
今朝の登校時には子どもたちが集まって詩を読み、絵を見ながら話していました。 京都は千年の都といわれますが、和食文化とともにパンやコーヒーの消費も多い街です。 「ぱん」の詩を読みながら、急に寒くなった季節の中でひとときほんわかした朝でした。 11月 渉成レジデンス
秋も深まり、もう11月に入りました。11月は、木々の彩りが美しくなる季節…。
今月は、工藤直子さんの詩「秋になると」に合わせて秋の実りや澄んだ空気の様子を表した掲示となりました。 1・2年生の遠足や3年生の社会見学でも校外にはドングリや色づいた葉が落ちていました。身近な自然やアートで秋を感じてほしいと思います。 渉成レジデンス連携授業
今日は、5年生の図工の時間に渉成レジデンスの3名のアーティストさんと連携授業をしました。
京都駅東部エリア広報誌を作成されている方々も子どもたちとアーティストさんの活動の様子を取材に来られました。 題材は、石粉粘土で「わたしのいい形」を制作しました。アーティストさんからさまざまな立体作品を紹介してもらい、表現の面白さや豊かさを感じ取り、自分の作品に生かしていました。 10月 渉成レジデンス
10月の渉成レジデンスの掲示は山村暮鳥の詩「赤い林檎」に添えた静物画です。
林檎の赤には秋の紅葉の様子や暮れ行く夕暮れの様子が映りこんでいるように思えます。 朝夕がめっきり涼しくなり、日が暮れるのも早くなってきました。スポーツや芸術に親しむ良い季節です。子どもたちもアートスペースからアーティストさんの制作風景を見て刺激を受けていることでしょう。 9月 渉成レジデンス
9月の掲示は、「ぼくが ここに」というまど みちおさんの詩に合わせた絵画作品です。詩の最後の「その いることこそが なににもまして すばらしい こととして」という部分が胸に迫ります。
生きていることは、なんとすばらしいことなのでしょう。 この世に生まれてきたことはそれだけで奇跡なのだと思い知らされます。 詩や絵画は、掲示板にあるだけのものではなく、そこから心の宇宙につながる入口のように思えます。 8月 渉成レジデンス
8月の掲示は金子みすゞさんの詩「夕ぐれ」にあわせた夏の風景の油絵です。
毎日暑い日が続いていますが、ふと日が暮れた時のさみしい様子は子ども心にじんわりと染みるものがあるのではないでしょうか。 夏休み中ですが、学校の前を通りかかった時は、掲示板を見てくださいね。 7月 渉成レジデンス
7月の渉成レジデンスの掲示は、山村暮鳥の「くも」の詩に柔らかな色合いの空と雲が描かれています。文字の色合いが空と混じり合い、詩が風景に溶けていくようです。
6月 渉成レジデンス
6月は,渉成レジデンスの安枝さんが作品を掲示してくださいました。金子みすゞさんの詩「星のかず」に合わせて掲示板を星空のように飾ってもらいました。4年生では理科で「星の明るさと色」の学習も始まります。今年は7月に天の川が見られるといいですね。
|
|