最新更新日:2024/09/20 | |
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5月の憲法月間に寄せて
先日配布した学校だより「西ノ京」から・・・・
G.W.を終えて。さあ,未来を見据えて, 社会を生き抜く力をしっかりと学んでいこう ゴールデンウィークが終わりました。4月29日の「昭和の日」。昭和時代の前半は,大日本帝国憲法のもとで,人々の自由や権利は制限され,戦争への道に突き進み,過酷な状況に追い込まれました。昭和20年の敗戦の後,新しい民主的な国づくりが始まり,昭和22(1947)年に現行の日本国憲法が施行されました。それが5月3日の「憲法記念日」。民主主義国家として平和で一人ひとりの基本的人権が尊重される社会,身近な学校生活でも「自分を大切に,人を大切にする」居心地の良いクラスを創っていく力を身につけていくことが求められます。 また,5月5日は「こどもの日」。新聞では今年も子どもの数が35年連続の減少,子どもの割合も人口の12.6%と42年連続の減少と報じられていました。少子高齢化社会がますます進んでいます。今,中学生の皆さんが60歳になったときの社会を想像してみてください。 21世紀は「平和・人権・環境」の世紀と言われながら,世界各地で紛争が続き,決して安心して暮らせる未来だとは言えないのではないでしょうか。それに加えて,老後を迎えた皆さんを支える若者の人口が減っているのです。そうした将来を生きていくためにも,今の社会を持続的に発展させていく力=「社会を生き抜く力」が必要です。中学校は「大人になるための学校」です。各教科の学習や道徳,総合的な学習,さまざまな学校行事などを通して,人と人とが豊かに暮らせる社会を創る力をしっかりと身につけていきましょう。 |
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