京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「晴れの日」
 今年度最高の寒波が日本列島を襲っています。京都市も最低気温が−3度以下になり,庭の手水鉢の水も見事に凍り付きました。3学期が始まって1週間が過ぎて3連休を迎えています。その3日目が「成人の日」です。
 さて,グーグルで“晴れの日”と検索を掛けてみると,そのトップに「多くの人から注目されて光栄に感じる日。待ちに待った,その人の人生において記念すべき日。人生でただ一度になるだろうめでたい日」と書いてありました。
 成人を迎える人たちにとって,将に成人の日は「晴れの日」です。毎年,晴れ着に身を包んだ新成人たちが街にあふれ,何とも言えない華やかさと賑やかさを感じる日です。しかし,新型コロナウイルスは「成人の日」さえ変えてしまいました。京都市が主催する成人式は開催されるようですが,おそらくその内容は縮小されるのではないかと思います。参加者も感染拡大防止に留意する必要があるでしょう。
 例年この日の夜には楽しみがあります。どの学校の卒業生も初めての同窓会を企画するからです。校長として初めて赴任した花山中学校の卒業生たちは学年の先生方と一緒に私まで呼んでくれていました。5年の年月を経てすっかり大人になった卒業生に会うのが嬉しく,今年も楽しみにしていましたがどうも同窓会は出来なさそうです。
 京都市情報館のトップに今年度の成人式のことがアップされています。
 京都市では,参加者の方が,この日のために感染予防や参加準備を進めてこられているなかで,感染拡大の状況を踏まえて,主催者として実施や延期等様々な意見のあるなかで十分に検討を行い,新成人の自覚と責任感を信頼し,一層の緊張感をもって,徹底した感染症対策を行うことで,予定どおり開催することを決めました。
 また,感染防止についても「少人数でも式典前後での飲食を控えること,式典終了後は速やかに帰途についていただく…」と言及しています。新成人の若者たちもその内容を理解し,協力してくれることと思っています。
 5年の月日は大きいです。ほとんどの卒業生は大学生になっていますが,中には社会人としてバリバリ働いていたり,親になって子どもを育てている人が居たりもします。どの卒業生も立派に成長し,自らが選択したそれぞれの道を歩んでいる姿を見ると,教師になってよかったなと思ったりもさせてもらえます。
 今年度は,向島中学校の卒業生たちからビデオメッセージを依頼されました。先生方からのメッセージをユーチューブを使ってみんなで共有するのだそうです。便利な時代になったものですね。卒業生たちに会えないことは残念ですが,彼らが未来に向かって歩み続ける姿を応援する気持ちは例年と変わりありません。
「みんなぁー,げんきかぁー! ええか,頑張って生きていくんやでっ!」

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「3学期を迎える生徒たちへ」
 11日間の冬休みが終わりました。もちろん,3年生には休養どころではないことは十分承知していますが,生徒たちや教職員は十分なエネルギー補給ができたでしょうか。私はといえば,1月3日には家事中心の生活に飽き,『早く学校が始まってほしいな!』と感じ始めていました。家族からは『悲しい性やな!』と笑われていたのですが…。
 さて,始業式で生徒に向けて話した内容をここに書き留めておきたいと思います。学年別に現状と展望とを話しました。要旨を綴ります。
 まずは、1年生です。一生懸命に頑張ることの面白さと楽しさ,一生懸命がカッコいいということ,そして,小学校とは違う自分たちで作る中学校の授業や行事の楽しさを知ってくれました。学年の人数は少ないですが,リーダーとなって頑張る人の数が多く,その人たちが学年の良いムードを作り出し,先生方との信頼関係の中で全体として“やる気”に満ちた積極的な学年になっているように思います。今後も,何ごとにも本気で向き合い,しんどいことも楽しめる学年に育ってほしいと思います。
 次に2年生です。何とも言えないよい雰囲気が学年全体にあります。そりゃあ,そうでない場面もあるでしょうが,嫌な空気をかき消すような新鮮で柔らかい空気を作り出す力がこの学年にはあるように思います。是非「京都一の学年」に育ってほしいです。本気で目指してほしいと願っていますし,実現するのではないかとも思っています。3学期には,修学旅行や3年生を送る会に向けた取組が本格的に始まります。コロナの影響でその内容は変化するかもしれませんが,君たちにはそんなことも関係ないように思えます。与えられた環境で最大限の楽しみや喜びを生み出し,それを享受できる学年だからです。更なる成長を大いに期待します。
 最後に3年生。コロナの影響を最も強く受けた学年ですが,それでも負けない君たちから,私たち教職員の方がエネルギーをもらったくらいです。
 学習も行事も,忙しい中しっかりと頑張ってきました。特に,修学旅行の取組は秀逸でした。時間がない中であれだけの取組ができたことは,君たちだけでなく私たち教職員の自信にもなりました。また、部活動もしっかりとやり遂げました。今年は引退の時期が変則でしたね。新たな形にも見事に対応してきた皆さんの柔軟さが最も強く観られたのが部活動だったかもしれません。あと3か月,素敵な思い出をたくさん作りましょう。教職員もお手伝いをしますが,よい思い出を作るのはあなたたち自身だということを忘れないでください。ここまで頑張れた君たちならきっとできると信じています。そして,3月15日,感動的な卒業式を迎えましょう。
 登校日だけだと3学期は50日ほどしかありません。おそらく“あっ”という間に過ぎてしまうのでしょう。何事にも挑戦する気持ちをもち,立ち向かうことでより充実した日々が送れるはずです。さあ皆さん,今年度のラストスパートです。

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