京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/24
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「送る会を終えて」
 学校によって「3年生を送る会」と言うところと「卒業生を送る会」と呼んでいるところがあるようです。本校では前者です。どちらでもよいのですが、今回は、この会について綴りたいと思います。
 1・2年生にとって「送る会」の意味は何処にあるのでしょう。勿論、第1の目的は、卒業する3年生を祝福することです。しかし、第2の目的というか、隠された目的があります。それは、群読や合唱の発表を作り上げる過程で、自らの成長を感じること。そして、年度の最後に学年の結束を一層固めることです。また、1年と2年とで第2の目的は少し異なります。1年は、「自分たちは入学して以来、こんなに成長しました。」ということを先輩や教職員、(保護者や地域の方)に伝えることです。中学生になって、身体が大きくなっただけでなく出来ることが増えました。シナリオやパフォーマンスも自分たちで考えます。やらされていた(?)取組から、創造する取組、やって楽しむ取組へと変化したことを自覚すると共に周りに伝えるのです。
 2年生は、「私たちはこんなに成長しました。先輩の“二条魂”は僕たちが受け継ぎます。どうぞ、安心して卒業していってください。」というメッセージを群読と合唱に込めます。最高学年つまり「二条中学校の顔」になるという自覚を確かめるのです。
 3年生は、本来送られる側なので“お客さん”の立場ですが、最近はどこの学校でももっと積極的に“先輩らしさ”を示す最後の場面として捉えられているようです。後輩や先生(保護者や地域の皆様も)にメッセージを伝える過程で、3年生の立派さ・凄さ・力強さ・態度のよさを示します。そして、1・2年生との力の差を見せつけてここで改めて『あんな3年生になりたい』と思わせるのです。
 昨日の「送る会」は、将にこれらの目的をことごとく達成しました。各学年の発表を聴きながら何度も目頭を熱くしたのは私だけではなかったと思います。事実、涙をぬぐう生徒や保護者の姿を会場で幾つも目にしました。
 さあ、次はいよいよ明日の卒業証書授与式です。昨日の「送る会」を見て、厳粛な中にも感動的な卒業式になることは間違いないです。卒業証書授与に続いて、学校長、ご来賓、在校生代表、卒業生代表が、其々に卒業生やその保護者の方に向けた思いを述べます。また、国歌、校歌、式歌、蛍の光によって会場の雰囲気を盛り上げます。更に、今年も式後には保護者代表による謝辞と卒業生による「感謝の歌」の合唱があります。プログラムは厳選されています。これらを一つひとつ心を込めて進行していくのです。何度も熱いものが込み上がってくる場面があるでしょう。厳粛で感動的な卒業式を作るのはその場に居る人たち全員です。
 この子たちの入学式は大雨だったと聞きました。明日は、どうやら天気は大丈夫そうです。皆さん、一生の思い出に残る式にするため凛とした態度で臨みましょう。

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学校行事
3/15 卒業証書授与式
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