最新更新日:2024/09/17 | |
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜
「精神面を鍛える」
GWが終わりました。今日の学校生活に関しては、『ひょっとするとダルそうにしている生徒が居るのではないか?!』と思ったのですが、何と、今日がGW明けであることを忘れるくらいに生徒たちはよく集中して学習に取り組んでいました。 さて、春季総合体育大会での各部の結果と途中経過ですが、好成績から紹介すると、男子バスケットボール部がベスト4.順位決定戦に勝利して見事3位です。また、野球部は現在4強に残っており、修学旅行から帰った翌日に準決勝を戦います。更に男子陸上部が総合6位に入賞し、個人的には、走り高跳びと走り幅跳びで3位入賞者が出ました。二条中学校というと、「勉強ができる大人しい生徒の多い学校」というイメージが強いようですが、なかなかどうして、部活動にもよく頑張る熱い生徒と教師のいる学校なのだと改めて感じているところです。 GW中、毎日多くの試合を観てきて感じたことを書き留めておきます。これを読んで何かを感じ、夏季大会に活かしてくれる人が居てくれたら嬉しいです。 まずは、“強気”の大切さです。競った場面で弱気なプレーしかできない人は、なかなか試合に勝てません。バレーボールの試合で、強気のスパイクが挽回のきっかけになった場面を何度か観ました。一方、大事な場面での弱気なプレーは致命傷になりますので要注意です。 次に、「思い切り」についてです。“ここぞっ!”という場面での「思い切り」のよさはとても大事です。先の“強気”とも繋がるかもしれません。テニスやバレーボールなどの球技でよく「思い切って打て!」という表現が使われますが、「思い切って打つ」と「思い切り打つ」とは異なります。「思い切り打つ」は「力いっぱい打つ」ということですが、「思い切って打つ」は「打つと決めたら、迷いを吹っ切って打つ」ということで、どちらかといえば精神的な部分での表現です。 もう一つは、「球ぎわ」についてです。厳しいボールを何とかミスせず捕球や返球したり、相手の激しい当たりに屈せず思ったところへシュートできる人を“球ぎわに強い選手”と言います。そして、この「球ぎわ」の強さは、上位の試合になればなるほど大切になってきます。簡単に諦めない気持ち、簡単に「参った!」しない姿勢が“球ぎわの強さ”を生み出すのです。 「強気」と「思い切り」と「球ぎわ」について書きました。実はどれも技術面よりもむしろ精神的な部分の鍛錬によって身に着くものです。そして、これらについては陸上競技や水泳でも同様のことが言えると考えています。 試合に勝つためには、技術の向上と同様に、いやそれ以上に精神面を鍛えることが求められます。そして、このことこそが、運動や部活動を通じてその人の人間性を磨くこと、人としての成長に繋がると思うのですがどうでしょうか。 |
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