京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「立場 自覚 自信 成長」
 1年生の入学から10日が経ちました。300人に満たない学校ですが、可愛らしくチョコマカ動く1年生の存在は学校を活気づけてくれています。また放課後には、体操服姿で部活動体験をする1年生の姿があります。この時期ならではの微笑ましい光景です。
 さて、ついこの間まで、現3年生のことを『卒業したあの3年生の後を引き継ぐのか。頑張れよ!』と密かにそう思っていたのですが、その彼らが名実ともに立派な3年生になりました。もう“2年生”と思い違いすることは全くありません。また、2年生も、随分と逞しくなったように思います。男子も女子も、体つきが1年生とは全く異なることに気づかされます。“幼く”感じていた彼らですが、更に“幼く”見える対象が出来ると、こうも違ったのかと思い知らされた気がします。彼らは、わずかな期間に心身ともに成長したのです。そういえば、すれ違う2・3年の男子生徒に「おーっ、何や急に大きなったなあ!」と思わず声を発する機会が最近めっきり増えました。
 また、心の成長を感じさせられることを3−3の学級通信の中に発見しました。『意思の変化』という題の生徒の文章の一部を抜粋します。
 …(前略)…「二条中学校最高学年」と意識したのは始業式のことでした。クラスが決まって、講堂で校長先生が話しているとき、何となく3年生になったなあと感じました。教室に入ったときには、もう2年生じゃなくなったんだとはっきり思いました。キャプテン会議や修学旅行委員会の取組をしていると更にそう感じました。
 …(中略)…「最高学年」としては、自分の憧れていた先輩のようになりたいし、それを越えるくらい頑張りたいです。学校や部活を引っ張れる、後輩だけでなく同じ学年の人や先生からも頼られる人になり、中学生で成長できたなと思えるようにしたいです。また、すべての行事に全力で取り組み、悔いのない中学校生活を送り今まで以上に勉強も頑張っていきたいと思います。
 始業式・新しい(3年生の)教室・キャプテン会議・修学旅行委員会・etc、各場面がこの生徒に自覚を促しました。新たな環境に置かれて直ぐに自覚をもてる感受性も素晴らしいですが、新年度になって心が成長を遂げたことは間違いなさそうです。
 8年前の4月、初めて校長として赴任した学校では、当初、期待より圧倒的に不安が大きかったです。生徒と教職員から、そして保護者や地域の方から「校長先生」と呼ばれることで、徐々にその自覚が備わっていきました。些細なことでも、やってみて上手くいくと自信をつけてもいきました。そんなことも思い出します。
 何もかもが新しくなる4月。新しいことにも挑戦しなければなりません。不安があるのは当たり前です。でも、自覚をもって取り組むと、新しい立場が“新たなその人”を作っていってくれるものです。思い切って、さあ、力強く一歩を踏み出しましょう。

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