京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「いざ、卒業式へ」
 今、明日の卒業証書授与式のリハーサルを終えて校長室へ戻ってきました。市内のすべての中学校で、式の内容は同じですが、学校によって進め方やお作法が少しずつ異なります。本校のそれを確認したくてリハーサルを最初から最後まで観ました。明日の本番は立派で感動的なものになると確信したところです。
 さて、昨日の「3年生を送る会」では、1・2年生の大いなる成長を感じることが出来ました。幼かった1年生がいつの間にか身体だけでなく心も豊かになっていることに改めて気づかされました。子どもっぽくて、先生に注意されたり叱られたりすることが多かった生徒たちも、見事に自分に与えられた役割を全うしていました。元々、頑張る生徒の多い学年です。「3年生を送る会」の取組では、そんなこの学年のよい部分が全部出たと思います。
 2年生。いやーっ、迫力満点の演出に驚きました。『ここまでやるか!』と思わされました。恥ずかしがり屋さんが多い学年で、どちらかというとパワー不足と思いがちでしたが、なんの何の、昨日の発表を観る限り「大人しい学年」のイメージは払拭されたと言ってよいでしょう。半月後には二条中学校を引っ張っていく学年になることを思えば嬉しい再認識です。
 3年生は流石でした。学年発表の演出もさることながら、その内容一つひとつの完成度が高く、目頭が熱くなる場面が何度もありました。今年度から取り入れられた“代表者によるスピーチ”は、そのどれもがきっと熱く深く後輩や教職員の心に届いたと思います。群読もスピーチも、そして合唱も、今回も後輩に対しての素晴らしいモデルとなりました。学校を代表して改めてお礼を言います。本当にありがとう。1・2年生は、君たちを目標にしてこれからの学校生活を送っていってくれると思います。
 実は、私が行事の成功を嬉しいと感じるのには別の理由があります。(裏理由です)二条中学校の生徒は確かに“よい子”ばかりなので立派な発表が出来ます。しかし、当然のことながら子どもの力だけでここまでの発表を作り上げることはできません。そこに教職員の指導の手が入っていることが見えるのが嬉しいのです。また、指導の意図を理解し、それに素直に従っている生徒と指導する教職員との信頼関係が見えることが嬉しいのです。これは、校長としての独特の喜びなのかもしれません。
 「3年生を送る会」と「卒業式の予行」を立派に終え、明日の「卒業証書授与式」本番を迎えるに至りました。3年生とはたった1年間の付き合いでしたが寂しい気持ちで一杯です。しかし、寂しさや悲しさは一旦胸に押し込め、明日は凛とした態度で臨みたいと思っています。子どもたちにとっては一生に一度きりの中学校の卒業式です。厳粛な中で整然と執り行い、彼らにとって一生忘れられない、喜びと感動のある式典にしたいと思っています。さあ、今年度も卒業証書授与式まできました。

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