最新更新日:2024/06/12 | |
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜
「山あり、谷があって…」
昨晩は、多くの人が固唾をのんでTV画面に食いついたことでしょう。ピョンチャン五輪スピードスケートの団体パシュートの決勝戦です。 まだ多くの人が起きている時間帯でもあったので、家族で応援した人も多かったのではないかと思います。それにしても凄かった。そして素晴らしかったです。対戦相手のオランダも強く、一時はオランダにリードを許しました。ラスト半周。圧倒的なリードを奪ったタイミングで日本の各地から「ヨッシャ、勝ったーっ!」と大きな声が上がったのではないかと思います。(少なくとも、我が家ではそうでした。) 先日までは金・銀のメダルを獲得した小平選手を「凄い!」と思っていたのに、何と高木選手は金・銀・銅のメダルをすべて獲りました。こんな人っているんですね。 彼女は、15歳で初めてバンクーバーオリンピックに出場しました。しかし、次のソチ大会では候補から外れます。そして、今大会の栄誉です。もの凄い練習量をこなし、もの凄い精神力でこの8年間を過ごしてきたのでしょう。姉に憧れてスケートを始めた彼女はその姉と一緒にゴールドメダリストになりました。これも快挙です。 一年のほとんど(300日だと報道されていました)をメンバー(選手とスタッフ)と一緒に過ごし、『チームワークと練習量ではどこの国にも負けない』という自信をもって今大会に臨んだそうです。 さて、話題を私たちの生活場面に戻しましょう。 今日は、公立高校前期選抜の合格発表日です。今、次々と結果をもって3年生が学校へ帰ってきています。毎年、この時は生徒に会うのがつらいです。前期選抜では少なからず不合格者が出るからです。ほとんどの高校には、一緒に受検したメンバーで発表を見に行きます。全員揃って合格していればよいのですが、今回はなかなかそうもいかないのが現実です。発表会場では、仲間のことを慮るがゆえに合格者も心境は複雑でしょう。結構しんどい状況が想像されるので『発表の方法を改善できないものか』と考えもしますが、一方で『これでいいんだ。そういう現実を受け止められる心の強さを持たせないと』とも思い、今年もまたどちらにも決められません。 今日、願った結果を得られなかった人たちは、人生の先が真っ暗になったような気持ちでいるのかも知れませんね。 先ほど高木選手のことを書きました。高木選手は、バンクーバー五輪では、出場選手中最下位。ソチ五輪では代表選考からも漏れました。それでも頑張り続ける気持ちが今回の栄光を掴ませたのです。進路変更もまたよしです。何年か経って、『自分の歩んできた道がよかった!』って思えるようにしてほしいです。 皆さんにとってのゴールは、まだまだずっとずっとずーっと先です。 |
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