京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top〜

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「出会いを大切に」
 12月2・3日の両日、「第69回全国人権・同和教育研究大会(全人同教)」へ参加するため島根県へ行ってきました。本校からは、私の他に2人の先生が一緒です。かつて、校区に被差別地域のある学校に勤務していた際には、毎年この大会に参加することが恒例で、楽しみの一つになっていました。というのも、ここに行くと大きな刺激と新たなエネルギーをもらってくることが出来るからです。当時は、2万人ほど(主催者発表)の教育関係者が大会に参加していました。目の前の児童生徒を徹底的に大切にした取組が具体的に次々と報告されます。それを受けて熱い討議が起こります。時には厳しい意見も聞かれますが、それも子どもを大切にするあまりであることをそこに居る者は分かり納得しています。会場は常にもの凄い熱気に包まれ、時には発表の内容や会場からの意見に涙が出そうにもなります。
 自分がそんな経験をしているので、校長になってからは特に若い人たちをこの大会へ誘うようにしてきました。雰囲気を口で伝えることは難しく、その場に我が身を置くことで理解しやすいと考えるからです。初めは自校の先生たちから始めましたが、京都市中学校教育研究会人権教育部会(中人研)の会長になってからは、全市に広く呼びかけています。ここ何年かは、現地で夕食をともにしながらの交流会をもつようにもしています。勤務する学校が異なる教員が集まり(初対面の人たちも少なくありません)、自校や自分の取組や人権教育に対する思いを交流し合います。昨年度は兵庫県の人たちと合同で交流会をもちました。私の場合、こうした出会いと繋がりが貴重で大きな財産になっています。
 「初めて参加させていただき,さまざまなことを経験させていただきました。また,色々とお気遣いいただき,京都から行かれた先生方とも通じることができました。大変お世話になりました。この経験をこれからの自分に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。」「2日間ありがとうございました。本当に学び多く、今日からまた頑張れました。写真、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。」「全人同教に参加させていただきありがとうございました。本当に大きな刺激をうけることができました。また,交流会の時にも熱いお話ありがとうございました。メールでのお礼になってしまい申し訳ございません。今後とも勉強させて下さい。」
 これらは、はじめて参加した先生方からのメッセージです。教育活動を展開していくうえでネットワークは大事です。何か事を起こそうとするとき、これが大きな強みになります。実際、何度もそんな経験をしてきました。今回の出会いが、参加した皆さんの今後の実践に活かされることを念じてやみません。また、これは生徒たちにも言えることですが、常に新たな出会いを求め続ける人であってほしいと思います。

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