最新更新日:2024/06/03 | |
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新緑の季節
新 緑 の 季 節
校長 出 口 正 博 校庭の楠・松・楓・桜…と,それぞれの木がそれぞれの緑をまとい,それぞれが折り重なって鮮やかに眼の中に入ってきます。生命が躍動する,新緑の季節となりました。 学校の最大の使命は,子どもたちの「学力向上」です。自分の夢と希望の実現に向かって未来を切り拓き,自らの力で生きていくためには,「確かな学力」をつけておく必要があります。同時に,人間は「人」という文字が象徴するように,他の人との関わりの中で生きています。そのためには「他への思いやりの心」を育み,「コミュニケーション能力」を身につけさせる必要があります。 5月1日朝会を行いました。まずはじめに,この一年間お世話になる「子どもを見守る会」の皆様を紹介しました。そして子どもたちに,次のような話をしました。「友達を大切にしましょう。そして言葉も大切にしましょう。言葉の中には,人を傷つける言葉,一生使ってはいけない言葉もあります。友という字は,右手と左手を重ね合わせ,助け合う人という意味を表した字です。みんなで助け合い,みんなの笑顔が輝く学校にしましょう」「あいさつの『あ』は明るく,『い』はいつでもどこでも,『さ』は相手よりも先に,『つ』はつづけて,という意味があるのですよ。」…。ご家庭でも「言葉の持つ力」の重要性,「あいさつの大切さ」等を,子どもたちに伝えていただければ幸甚に存じます。 5月から「放課後まなび教室」が始まります。本年度から全学年実施(1年生は10月から)ということで,実行委員会の方でも着々と準備を進めていただいています。「学校運営協議会」「ふれあい土曜塾」の活動も始まります。すべて,地域の皆様の主体的な運営によるものです。子どもたちが,こうした地域の皆様のあたたかい気持ちに包まれ,すくすくと育っていることは,何物にも代えがたい喜びです。本校でも,教職員一丸となって,教育目標の具現化をめざします。学校・家庭・地域がそれぞれの役割と責任を明確にしながら,地域ぐるみの学校づくりを更にすすめていきたいと考えています。 |
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