園だより 10月号より
- 公開日
- 2019/11/21
- 更新日
- 2019/11/21
園長室より
9月になり,かけっこの遊びが始まりました。子どもたちは走ることが大好きです。どの子どもも笑顔で手足を動かし,体を揺らして走っています。繰り返し遊ぶ中で,5歳児ではもっと速く走りたい!友達より速く走れるようになりたい!と願うようになってきました。
速く走りたいという思いが実現できるように「手を伸ばして走るのでなく,肘を曲げて前後に振るともっと速くなる」とバランスのよいフォームについても先生から話しました。真剣な目で話を聞いていた子どもたちはさっそく肘を曲げて颯爽と走り出しました。
〇ちゃんは,少し恥ずかしがり屋でゆっくりとした自分のリズムで持ち物の始末をしたり,手洗いやうがいの時も周りの様子を見て順番を守ってやろうとしたりします。その〇ちゃんが勢いよく,前を見て真剣に走り出しました。いつもと違うやる気や意気込みを感じました。かけっこが終わって〇ちゃんに頑張ろうとする気持ちを大いに認めました。いつも恥ずかしがってなかなか朝の挨拶ができなかったのに,翌日「おはよう」と自分から挨拶ができました。またまた,私もうれしくなり,挨拶ができたことを褒めました。それ以来,運動遊びへの意欲もどんどん高まり,挨拶も大きな声でできています。
◎ちゃんは運動遊びを続けていく中で,走ることも竹馬に乗ることも自分のめあてをもって取り組んでいます。1学期の姿を思い浮かべると朝,お家の人と離れることができにくい日があったり,なんとなく気分が乗らず,遊びへのスタートがきれなかったりしていました。ところが,今はやる気満々で,リレーで自分のチームが負けている時に走る順番がきてもあきらめずに一所懸命に全力を出しています。速く走れるようになりたい,竹馬に乗りたいといったなりたい自分を目指している姿を先生に認められたり,自分ができるようになったことを実感したりしています。朝も門でお家の人とサッと分かれて保育室へと進んで行きます。
幼児期にいろいろな運動遊びをすることが体の諸機能の発達を促していきます。
また,普段の生活では,思いきり力を出しきることもあまりありません。
〇ちゃんも◎ちゃんも体を思いきり動かして,気持ちも前向きに拓かれてきています。体が拓かれると心も拓かれていきます。