梅雨空も悪くはない
- 公開日
- 2012/07/05
- 更新日
- 2012/07/05
園長室より
7月,梅雨空が続きます。子ども達が外で元気に遊ぶ時間もなかなかとれない日が続きます。梅雨空の合間をぬって,子ども達はプールに入ったり,室内で友達と遊んだりして楽しく過ごしています。
先日,雨の中子ども達が学校歴史博物館の運動場に出てきました。運動場で様々な子ども達の姿を見ることができました。裸足で出てきている子もいれば,長靴を履いている子もいます。雨が小降りだったからか,傘をすぼめて立っている子がいます。傘を開いたまま地面をつんつんとついている子がいます。傘をかかげて走り出す子がいました。それぞれの子どもが,それぞれの感性で主体的に自然と関わっていました。それから,先生の周りに集まって,ほのぼのとしたかかわり合いが生まれていました。そのような子ども達の姿を見て,ふと自分自身が子どもの頃,運動場に傘を突き立ててたまっている水を水路のように流れるようにして遊んだことを懐かしく思い出しました。きっと,子ども達は雨の中で遊んだ経験を楽しかったこととして長く覚えているのではないかなと思います。私には大人になっても懐かしく思い出せるものを心に貯めている姿に見えました。
雨の降り方にもいろいろあります。できれば,強い雨の中でも一度,運動場に出てみてほしいなあ。ぱたぱたと傘を強くうつ雨を感じたり,運動場にどんどん水たまりが広がっていたりするのを見るのもよい経験であると思います。また違う自然の様子を肌で感じる経験になると思います。レイチェル・カーソンが書いた「センスオブワンダー」という本を思い出しました。自然を感じる力を育てていくことの大切さを訴えています。ぜひ,一度読んでみてください。雨の中,子ども達を運動場に連れて行くことは,とてもよいことだなあと思いました。梅雨空もそう思えば,悪いことばかりではないです。