構造化・PECSによる指導 子どもの変容紹介5
- 公開日
- 2018/11/12
- 更新日
- 2018/11/13
研究・研修・実践報告など
児童生徒:中学部男子
指導支援:スケジュール・自立課題・PECSフェーズ6(コメント)
変容;
人のうるさい声が苦手で,周囲が本人の思いを推測できない時などには叫び声や大泣きが続き活動ができないことがあった。
昨年度から,個別スケジュール及び絵や写真カードを使い,指導者側からも視覚支援を使って伝えるようにした。
並行して,個別課題におけるワークシステム(課題を始めるときから終了するまで指導者の指示を受けなくてもやり遂げることができ,終了時に「できました」を指導者に報告する)で課題の目的や内容を修正し,自立度を向上させていった。また,プール学習が苦手であったが,視覚支援を使ってのスモールステップ指導で体調不良になることがかなり減ったというエピソードもある。
PECSは抽出でフェーズ6:コメントに進んでいる。PECS4+にも取り組みつつあり,「サルが見えます」などは笑顔でタブレット端末を操作している。
本人の生活状況が格段に落ち着き,楽しそうにしている。自分の要求が正確により細かく伝わることでストレスがなくなったからではないかと思われる。今後は体調不良(特に大便が出ない)時に,叫ぶのではなくPECSで自発的に伝えられるような取組を継続していきたい。