学校日記

26期生Academic Project発表会

公開日
2026/03/18
更新日
2026/03/18

学校の様子

 本日、2年後期Academic Projectの集大成で探究基礎の締め括りともなる、発表会が開催されました。開会式では、船越校長より「相手をやり込める議論ではなく、敬意をもったinteractiveな対話を大切にしてほしい」との言葉があり、飯島研究部長からは「問いかけの更新」「仲間や世界、知らない自分との出会い」というキーワードが示されました。探究科探究基礎委員長からは、Hopでの初心を忘れず、未来へとつながる探究として、発表者と受講者が心を寄せ合う会にしようとの呼びかけがありました。

 今年は、新たな形式での発表が同時展開し、26期生保護者の方も、1クラス15~20人ほどの申込があり、外部教育機関、さらに先日卒業した25期生、それよりも上の卒業生たち、本館で宿泊研修の解団式を終えた27期生と、大勢の方にご参加いただき、とても賑やかな発表会となりました。

 自分も気象予報士の資格を持っている生徒の気象図を駆使した発表、オセロの戦術や開放度理論の発表、VRを用いたバーチャルな発表、すべて見て回りたいですが、じっくり頭から最後まで聞かないと多様な探究内容を理解するのは困難です。どんどん時間が経ち、断腸の思いで少し足早に浅く見られた方もおられたかと思います。人の数だけ探究テーマがあり、もちろん取組の密度や熱意には差もありますが、それ自体が、本当に様々な興味の材料を知ることができるということです。本能館全体に、26期生の2年間の探究を共通の素材として、それぞれの思う探究の奥深さ、面白さを全員が共有するような空気が漂っていました。卒業生の中には、1回生ながらゼミに入り、教授について何度か東京の学会で発表させてもらっていると話してくれる人もいて、学問の世界で挑戦している姿が本当に頼もしく見えました。

 2時間はあっという間に過ぎ、閉会式。再び飯島研究部長より、Academic Projectは「まずやってみる(Do)」ことから始まる探究であり、不完全さがあっても補って元気に探究を伸ばしていけばよいし、そこで人に頼ることの大切さを理解できていたらいい、と伝えました。続いて、普通科探究基礎委員長は、2年間の探究を共にしたお互いの表情を見てほしいと問いかけた上で、「探究は完結してない、考え続ける力であり、ものの見方そのもの」とのメッセージを送っていました。

 最後に片山学年主任は、全員で向き合ってきた「26期生の探究」を労い、探究は自身の鑑であるとして、それぞれが自分に置く価値観を重視し、向き合ったことを広げて深めていってほしいとまとめました。後片付けと復旧作業を行い発表会は終了。24期生で始まったAcademic Projectを発足してまる3年。Hop、Step、Jump、そしてAcaProまでを体験した26期生の2年間の堀川での探究活動は一旦収束します。ご参加いただいた、保護者のみなさま、卒業生、教育関係者のみなさま、ワクワクしていただけましたでしょうか。ご参加本当にありがとうございました。