第78回卒業式
- 公開日
- 2026/03/02
- 更新日
- 2026/03/02
学校の様子
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本日3月2日10時より、アリーナにて、25期生の卒業式を挙行いたしました。吹奏楽部の演奏と共に卒業生が入場し、約2時間の厳粛な式となりました。
船越康平校長は、堀川高校での3年間は一直線ではなく、それぞれ打ちのめされたり、立ち止まったり、眠れなかったりしたこともあったはずだが、みなが確かに歩んできたことこそが自立につながっている、その3年間で、効率性・即効性ではなく問い続ける姿勢を育んできたはずだと述べられました。その上で、新たな旅立ちの前に3つの話をされました。
1.混沌たる世界において当事者意識を
2.自分だけではなく他者のための視点で、立志勉励自主友愛の校訓を胸に
3.温室のバラではなく、風雨にさらされ、強くみのり、首を垂れる「穂」たれ
南出PTA会長様は、荀子の「学は以て已(や)むべからず」を引用し学び続ける重要性を説かれ、これからの予習復習は、未来を予測し準備をし、自分の行動を振り返り受け止めることであり、結果に責任を持ち、試行錯誤を繰り返してほしいと式辞の中でお話されました。
門川同窓会長は、ご自身の6人のごきょうだいがすべて堀川高校卒業生であるとお話され、感謝の反対の言葉、戦争の反対の言葉は何かと問われ、それぞれ「当たり前」と「対話」であると述べられました。卒業までの道のりを当たり前と思わず、感謝し、混沌とした世界で誰も取り残さない対話を続ける堀川高校生であってほしいという激励をいただきました。
卒業生代表のことばは、「”私”は今 どこに在るの」という卒業生の歌の一節から始まりました。委員会活動、部活動、探究基礎、文化祭、と怒涛の勢いで取り組んだ各活動の中で、自分という存在とは何なのか、何をしたいのか、どこに向かっているのか、その都度深く葛藤してきたこと、しかし、その悩みの最中でも、世界情勢を前に受験に染まる自らの無力さを痛感する中でも、人間には希望を見出し信じる強さがあることを、自身、また互いに向けた「言葉」で日々感じてこられた3年間だったことを伝え、この先も同じ大地から伸びていく仲間と紡いだ「言葉」の力を信じ、大切にしていきたい、と述べる代表生徒の背中からは澄んだ強さを感じました。
卒業生の歌は「YELL」。言葉を分かち合い、ありのままの弱さと向き合う強さをもって、未来(つぎ)の空へ飛び立つ。卒業生代表のことばとリンクする穂の25期生だけの素晴らしい合唱でした。
2時間の式後は、3年生は花道を通ってアトリウムへ。そこで生徒主催の学年団の教員への感謝状の贈呈式が開かれ、教員からの最後のメッセージが贈られました。3年間「穂」の学年を支えてきた松宮学年主任は、冒頭得意のダジャレを挟みつつも、3年間を振り返り、書面に用意した真摯な言葉を伝えました。25期生の頑張りを自分の目できちんと見た上で、時期ごとのアッセンブリでは、最小公倍数でも最大公約数でもない、最大公倍数のような言葉を伝えたいと思っていた。本当にみなさんのことを大好きだし、これからもずっと応援していくと伝える目には、最後は熱いものがあふれており、生徒たちはそれをじっと見つめていました。
終了後は、各クラスで最後のホームルーム。卒業証書の授与や、担任作成の動画の上映など、クラスごとに様々な時間となったようです。
二十五期生は穂。
大地のめぐみ。みずみずしくはずみ、やわらかくゆれて。
240名の25期生のみなさん。堀川高校ご卒業おめでとうございます。この3年間をみなさん全員が駆け抜けられたこと、それを支え先導したすべての人とお互いに、堀川高校一同で声をそろえて。「ありがとうございました。」