【24期生(3年生)】出口康夫先生をお招きして講演会を行いました!
- 公開日
- 2024/05/21
- 更新日
- 2024/05/21
学校の様子
5月17日(金)京都大学文学部長・出口康夫先生をお招きし、24期生(3年生)の人権学習講演会を行いました。
今回の人権学習の目的は、
(1)24期生が、「自立する18歳」に向かう最高学年として、「権利」や「幸福」の根本を改めて考えるとともに、これからの社会を生き抜き、人類の未来を切り拓く自覚を促す機会とする。
(2)すべての学問の基礎である「哲学」を知る機会とする。
の2点です。
入学以来、「ネットいじめ」「ジェンダーマイノリティー」「戦争と平和」など、さまざまな観点から「人権を守ること」の重要性を学んできた24期生ですが、今回が学年として実施する最後の人権学習となります。「自立する18歳」を目前にして、「私たちが守ろうとしている人権とはそもそも何なのか?」「人権とはどのような歴史的経緯で成立した概念で、今後どのように考えていくべきなのか?」について、「哲学」の視点をとおして根本的に考察する機会となりました。
出口先生は、「行為者(行為を行う主体)としての自己」を「わたし=I」ではなく「われわれ=WE」として捉えなおすという考え方「WEターンの哲学」を提唱しておられます。講演の中でも、「意思決定も実は単独で行っているわけではないので、自己決定権も“個人の権利”と考えることはできない」「幸福の概念を取組が完結した状態“ウェルビーイング”から、まさに行為の途上にある“ウェルゴーイング”として理解すべきだ」といった刺激的なお話をいくつもしていただきました。
質疑応答では、生徒から「権利がWEターンすると責任もWEターンしてしまうので、何事も連帯責任になってしまうのか?」という鋭い質問も飛び出しました。
昼休みには、出口先生との対話会も行われ、10名ほどの生徒が出口先生を囲んで、より突っ込んだ質問をぶつけていました。
お忙しい中ご対応いただいた出口先生、本当にありがとうございました。