1年生造形表現授業の様子③(染織・デザイン・ファッションアート)
- 公開日
- 2026/11/06
- 更新日
- 2026/11/06
授業の様子
最後に、染織・デザイン・ファッションアートの3専攻をご紹介します。
<染織>では、機(はた)を使った織物作品の制作に挑戦していました。つづれ織りの技法を用い、季節をテーマに、それぞれが思い描く情景をタペストリーで表現します。冬にペットの猫と日向ぼっこをする様子や、春の朝にベッドから起きて目にした朝日の風景など、日常の何気ない一場面も作品の題材になります。イメージに合う糸の色や素材感を工夫しながら、経(たて)糸にくしを打ち込み、緯(よこ)糸を引っ張りすぎないよう丁寧に織り進めていました。
<デザイン>では、本の表紙づくりに取り組んでいました。印象に残った本の表紙を模写する生徒もいれば、本の内容からイメージを膨らませ、読み手の興味を引くデザインを考える生徒もいます。描いた絵はパソコンに取り込み、文字と組み合わせて仕上げます。表紙を通して本の魅力をどう伝えるか、発想力と表現力を育む課題です。
<ファッションアート>では、前期に引き続き、ぬいぐるみの制作に取り組んでいました。粘土で制作した立体作品のイメージをどのように布で再現するかを考え、型紙づくりから縫製まで進めていきます。手縫いやミシンの基本技術を学びながら、それぞれ工夫を凝らして形にしていました。完成に近づくと「かわいい!」「いいやん!」と作品を見せ合い、柔らかな手触りを確かめながら、笑顔で喜び合う姿が見られました。
さまざまな素材や技法、表現の特徴に触れる造形表現の授業。こうした経験を通して、自分の興味や価値観を見つめ直し、納得のいく専攻選択につなげてほしいと思います。