学校日記

新年を迎えて(校長メッセージ)

公開日
2025/01/06
更新日
2025/01/06

校長室ウェブログ

「生徒の皆さんへ」

 新年明けましておめでとうございます。
 2025年の幕開けにあたり、歌人である俵万智さんの短歌を紹介したいと思います。

 「未来とは いまを生き抜く その先に
           光る窓あり 新年の朝」

 この短歌は、「現在を全力で生き抜くことが、未来を切り開く鍵である」ということを教えてくれます。新年の朝、皆さんの前には無限の可能性が広がっています。その「光る窓」は必ず一人ひとりに現れます。すでに気づいている人もいれば、まだ見えない人もいるかもしれません。焦らなくても大丈夫です。努力を続けていく中で、必ず自分に合った窓が見つかります。そして、見つけたその瞬間、自分を信じて一歩ずつ進んでみてください。また、これから重ねる経験や思考によって、その窓が形を変えたり色を変えたりすることもあるでしょう。変化に戸惑うこともあるかもしれませんが、その時も自分を信じて挑戦を続けてください。

 新しい年は、これまでの自分を振り返り、未来へ向けて自分を磨く絶好の機会です。「一年の計は元旦にあり」と言いますが、皆さんは今年どんな目標を掲げましたか?
目標を立てるときは、高すぎず低すぎず、「自分にとって少しだけ挑戦となるもの」にすると達成感を得やすいでしょう。そして、目標に向かう道中では、決して他人と比べることなく、自分自身の歩幅で進んでください。

 そうした努力の末に見えてくる「光の窓」は、自分だけの道であり、それこそが皆さんに与えられた使命です。しかしその道を見つけるためには、自分の内面を見つめ直し、日々コツコツと努力を続けることが大切です。時には迷うこともあるでしょうが、焦らず、自分のペースで歩み続けてください。

 私たちは皆、それぞれが自分にしか辿れない道を歩んでいます。そして、この世界で一度きりの人生を生きています。だからこそ、この瞬間を大切にしてください。学校生活の中で出会う仲間や先生方との交流を楽しみ、たくさんの学びを得てください。

 最後に、この言葉を贈ります。

 「一日一新」

 どんなに小さなことでも、毎日ひとつ、新しいことに挑戦してみましょう。新しい知識、新しい行動、新しい考え——そうした小さな挑戦の積み重ねが、未来の自分を創り上げます。世の中には挑戦できる機会がたくさん散らばっています。その中から「これならできるかな」「これならやってみたい」と感じたものを見つけ、一歩ずつ、着実に進んでいきましょう。

 皆さんが新しい年をいきいきと過ごし、自分の道を力強く歩んでいくことを心から願っています。
 今年も一緒に頑張りましょう。

 令和7年1月6日
                     京都市立美術工芸高等学校
                         校長 名和野 新吾