学校日記

本校所蔵の作品から学ぶ(2年:歴史総合)

公開日
2024/12/24
更新日
2024/12/24

授業の様子

【2年生の歴史総合授業では、12月12日〜20日の期間に本校が所蔵する作品を使った授業を行いましたので紹介します。】

 今年度のノーベル平和賞は、日本被団協が受賞され、嬉しさと共に、核兵器の存在に警笛を鳴らさなければならない世の中であるということを改めて認識させられました。

 本校収蔵作品の中には、『戦没画学生人名録』に記載のある卒業生の作品が3作品あります。二度の世界大戦の学習を終えた生徒達は、これらの収蔵作品や戦争期に描かれた絵画を鑑賞することによって、社会と美術の関係について考える時間を持ちました。

 一時間目は、展示室にて行いました(写真)。前述の作品はどれも漆工です。漆芸専攻の川端先生より、収蔵作品3作品の見所を紹介していただきました。専門家による作品解説は、「出征するということ」の理解を促したことと思います。

 二時間目には、戦争期に描かれた様々な絵画を紹介しました。無言館に収蔵されている画学生の作品。富士山を描いた風景画や仏画、戦場を直接描いた戦争画などです。それらは、戦後どのように扱われたのか、扱われるべきなのか。について考えました。それは、「社会と美術の関係」について考えることにつながります。そして、生徒達は、「好きなテーマを好きなように描けること」は、「平和であること」だと改めて実感したことと思います。

今年も残りわずかです。迎える新年が、どうか、「世界平和」に近づく1年でありますように願っています。