学校日記

3月19日 校長室ウェブログ 後期終業式に

公開日
2020/03/19
更新日
2020/03/19

校長室ウェブログ

●後期終業式の話

 おはようございます。令和元年度、2019年度、締めくくりの日となりました。

 後期の終業式は、マルチホールにみんなが集まり、皆さんと直接向き合って終業式の話ができると、何の疑いもなく思っていましたが,新型コロナウィルス感染症の拡大防止対応ということで、大人数が一所に接近して集まることを避けるため、誠に残念ながら教室への放送というかたちになりました。3月5日〜昨日までは,生徒の姿の見えない学校という寂しい2週間でした。

 予定は予定、様々な事情により予定通りいかないことはある、と言ってしまえばその通りですが、新型コロナウィルス感染症によって、これほどまで日常の生活・活動が制約を受け、社会に多大な影響が出るということは、当初予想できませんでした。本校でも、臨時休校だけでなく、1年美術見学旅行やヨーロッパ美術研修代表生徒派遣を延期、専攻ガイダンス、コース別説明会の延期や、3月・4月の行事予定変更などの対応をしなければならなくなりました。

 一方、学校の外へ目を向けると,臨時休業の事態を受けて、子どもたちの居場所の提供や、子どもの昼食支援、動画の配信サービスが始まり、また、給食材料や卒業式用花束のロス防止の協力などが行われています。京都の中学校では、中止になった卒業生を送る会の代わりに、生徒たちが3年生へのサプライズ企画をしたり、小学校では、卒業に向けた催しで披露する予定であった演奏を保護者の方々が急遽録音して動画制作をされたそうです。京都市の芸術センターでは,臨時休校で自宅等で過ごす児童・生徒のために「おうちでアート」というサイトを設けています。様々な人たちが今自分ができることは何かを考え、新しいアイデアを生み出し,今までなかったことが実現しています。特別な事態にこの様なことができるのは、特別でない普段の日常の中で、よくモノを見たり考えたり、社会や人々に関心をもち,創造的な生活を過ごしているからこそだと思います。

 4月8日、新年度スタートの日。今の状況がどのように変化しているかわかりませんが、新入生を迎え、新2年・新3年になった皆さんと新たな気持ちで豊かな教育活動を始めたいと思っています。春休みの間もどうか社会の状況をよく見て、感じ、考えて創造的な毎日を過ごしてください。そして何よりも自分でできる感染予防の対策を怠らず、体調管理に努めてください。