学校日記

「アイディア企画演習」優秀チーム校内発表会を行いました!

公開日
2016/12/16
更新日
2016/12/16

スーパーグローハ゛ルハイスクール

 12月15日(木)6・7限,7階大講義室に1年生全員が集合し,「アイディア企画演習」の優秀チーム校内発表会を行いました。
 1年生の専門科目「エンタープライズI」で外進生が取り組んでいます「アイディア企画演習」。6つの協力企業からいただきました“ミッション”からそれぞれの生徒が1つを選び,3〜5人のグループで業界研究やその企業の強みの分析を行ったり,ミッションの文言を読み込んでその意図や狙いを深く理解したり,学校図書館やタブレット端末から得られる情報なども利用したりしながら,「提案」としてまとめ,去る12月1日(木)6・7限には,全てのグループがそれぞれのアイディア企画をプレゼンテーションしました。今回は,その最終発表会で最も評価の高かった計8グループが,学年全体の前で発表を行いました。(なお,附属中学からの内進生は中学3年でこのプロジェクトをすでに終えており,今回は「先輩」として聴講した形です。)

 普段,あまり具体的に意識することのない社会の様々な問題点に対し,高校生らしい柔軟な発想でその解決策を考えるというこのプロジェクト。どのグループもメンバーが協力しながら堂々と発表を行い,中には奇想天外なアイディアも登場しました。

 以下は,今回の代表チーム名及びプロジェクト(製品)の概要です。

[代表チーム](発表順)
・TEAM SHUNCHAN(テレビ東京)
 ついイライラしてしまうテレビCMを極力削減することで,人の心をプラスにするという企画。企業のCMを番組間に放送する代わりに,dボタンの情報画面で映したり,テレビドラマの中で商品名を登場させたりすることで時間を活用。

・ミネラルウォーター(オムロン)
 総合型家電管理ロボット「MARIMO」を導入し,インターネット通信を利用して家の外からでも家電を操作することが可能に。家電操作だけではなく,忘れ物管理,天気予報,会話機能など総合的にサポートしてくれる万能ロボット。

・Calcee (Calbee)
 「もったいない」の精神に基づいた食品再利用プロジェクトとして「再利用ふりかけ」を提案。「ポテトチップス」「ベジップス」製造過程で生じるジャガイモの皮,野菜クズ,および海産物加工場から排出される魚の骨を用いた商品。食品の節約+良質な栄養源に。

・大和ジャパン(DAIWA HOUSE)
 「田舎に住もう!」:地域の過疎化+高齢化社会の時代における土地活用プロジェクト。過疎化の進む街全体を再開発し,海・山・川の自然あふれる地域に全世代型の街を創設し,若い世代に対する高齢者の経験伝達や,観光資源,研究施設としての総合的開発を目指す。

・Defi(富士通)
 空港の手荷物検査での渋滞を解消するための特殊エスカレーターを設置。チェックインから検査場までの移動を平面式エスカレーターで行い,移動時間を利用して荷物の取り出しおよびX線検査を行うことで,渋滞することなく搭乗口まで乗客を案内できるシステム。

・やきかるび (Calbee)
 「新バナナ病」の流行によって絶滅の危機に瀕しているバナナを救うため,砂漠でバナナを有機栽培するプロジェクト。海水を淡水化する最新の技術を応用する。砂漠の強力な太陽光線を活用できる上,バナナ栽培と砂漠緑化の両方を達成できるというメリットがある。このバナナと,多くが捨てられている「おから」を組み合わせたスナックを提案。

・悠ちゃんチーム(富士通)
 高速道路の渋滞軽減プロジェクト。高速道路のICにて赤外線を用いて車のナンバープレートを読み取り,所有者の銀行口座から自動的に料金を引き落とすことができる。また赤外線カメラを用いることで,高速移動中の車にも対応でき,渋滞を起こさない。

・チーム男女比(クレディセゾン)
 能力に応じた奨学金制度。一般的な学力ではなく職業的な能力を評価して対象者を選定する。個人や企業から進学資金の提供を募り,提供者を「社会貢献者」として広く広報することで,学生は学資金を,提供は社会的な名誉を手にいれるという仕組み。


 発表後に行われた質疑応答では,
 「利益が生じるというグラフの数字の根拠を示してほしい」
 「CMをカットすると番組の放送時間が伸び,出演者の出演料が増えてしまうのではないか」
 「ジャガイモの皮は中身と共に粉砕されてしまい,皮だけを回収することは不可能なのではないか」
など,プロジェクトとしての収益に関することや,遂行上の根本的問題点など,幅広い観点からの質問が飛び出し,会場は終始活気づいていました。発表者諸君は「どんな質問が来るのか」と手に汗を握りながらも,自らの調査をもとに堂々と応じていたように思います。
 今回のプロジェクトで培ったリサーチ力,柔軟な思考力,そしてグループのチームワークを,海外FWなど今後の活動においても十分に発揮してほしいと思います。

 14期生の皆さん,グループ内で気兼ねなく意見を出し合う中で様々な角度から深掘りをして,真摯に考えを深めていって下さい。期待しています!