洛陽の歴史 当時の実習設備
- 公開日
- 2015/06/18
- 更新日
- 2015/06/18
洛陽メモリアル
明治44年(1911年)烏丸校舎に移転した染織学校ですが、色染部、機織部とともに実習設備はこの時代に充実されました。最新式の設備が設置され、当時の卒業生は「実習室は鋸屋根になっていた。がっちりとしたおそらくは舶来らしい十馬力のモーターが据えてあり、端西製のルーチの両四丁の力織機が据えられ、上にはベルドールの紋織機があり、その回りには薄地絹を織る仏国製のジードリッヒの織機が据わっていた。(中略)私の生徒時代には、最も進歩した優れた機械で、ながめるだけでも何だか楽しかった。」と述べています。
『ベルドール機はリヨン留学生が西陣に伝えた最新式の紋織機で、高速運転で初めてその真価を発揮する機械だったので、当時の西陣ではまだ時期尚早だった。このため一般的にはならなかったが、染織学校ではいち早くこの最新式の機械が導入された』と記録されています。
(洛陽工高百年史より引用)