ここが運命の分かれ道(新年度に際して その3)− 連休前までにしてほしいこと ー
- 公開日
- 2010/04/26
- 更新日
- 2010/04/26
校長室から
校長の恩田です。正門を入って右手の八重が満開となりました。
おもに1年生に向けて伝えたいのですが、2,3年生も振り返りつつ、自己点検してほしいと思います。それは、高校3年間で、笑って(ヘラヘラではなく)卒業するために重要なターニングポイントが何回かありますが、もっとも大事な時期が実は今、1年生の連休前です。
入学当初は「情報のシャワー」状態でした。困ったとき、何かを欲する時、どこに行けばよいか、誰に聞けばよいか。これに対応できていれば、まずはOKです。初めて行く土地での(例えば言葉がわからない外国など)生きる力の第一歩は「道を尋ねる」です。これが出来ないと路頭に迷うのです。黙って立っていれば周りが何とかしてくれる、こんな人は生きていけません。
しばらくすると(今がそうだと思うのです)、「情報のシャワー」はピタッと止まります。ここで差が大きくつきます。この時期、つまり今、情報を自分から取りに行く。ここでそうした人としない人とで大きな差が出来てしまいます。
入学式で、「自ら課題と目標を定め自分から取りに行くと、本当に差がつく」と申しました。そしてなるだけ早く、「明確な目標を持って果敢に挑戦してほしい」とお願いしました。その第一歩が今必要です。この2つで2×2の4倍差がつく。実は、ここでほぼ、進級か否かが決まります。中学での学習の貯金がある人もここで何もしないと半分以上を失います。もともと貯金がない人はほぼ終わってしまいます。
注意してほしいことは、「自分の身を守る」、「学校の支援体制を理解する」、そして「具体的な目標を設定して、そのための情報を収集して、教職員と一緒に一丸となってさわやかに、果敢にチャレンジする」、です。
以上をやらないと・・・「ま、いいっかー」とさぼる人が出てきます(毎年です)。そういう人は学校にきても、授業中も、落ち着かない。そして1学期中間から進級に赤ランプが点滅する。
さらに目標がないまま連休をだらだら過ごすと「5月病」。中には、交通事故、事件、遊び、非行、カルトに巻き込まれる、ひどいと加害者になる。つまり、「授業に出るより大切なものが出来てしまう」と終わり。
一言「情報収集の第一歩 − 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 −」
「好きなこと」、「好きな勉強」、「挑戦したい仕事」を見つけたら、失敗の連続であっても、失敗から学べるはずです。だって本当に「好きで、挑戦したい」ことを苦労と思わないでしょう。