唐橋学区敬老会に出席しました
- 公開日
- 2012/09/23
- 更新日
- 2012/09/23
校長室から
校長の恩田です。
本日(9月23日)、本校の地域「唐橋」の敬老会に来賓として出席させていただきました。唐橋学区におけるお年寄りの数は、70歳以上で1500名、90歳以上も100名を超え、100歳以上の方も今年新たに1名仲間入りされ4名の方がご健在です。安心、安全、住みよいまち唐橋の実現に本校も貢献しなくてならないと改めて感じました。
高校生に出来ることの一つとして、以前新聞(8月4日付け毎日新聞「学校訪問」)にも紹介してくださいました、社会福祉協議会と連携し「認知症安心サポート」のとりくみを始めました。
また、本校では、「つくる喜びを知っているから、伝えられることもある」を合言葉に社会に求められる人材としてのコミュニケーション力向上に取り組んでおります。学習した技術を活かして地域のお年寄りのコンピュータのセッティングなど電化製品、情報機器相談やお話し相手と言ったボランティア活動が出来ないかと考えております。
安全・安心の街・唐橋に貢献できますことを願っておりますので、お声かけください。
生徒諸君も唐橋の地域に間違ってもご迷惑をおかけすることは厳禁です。貢献してはじめて洛陽工高生です。
さて前回の私の記事で、「京都市立高等学校長会グランドビジョンコンペ」について触れました。実は優秀賞2本のうちのもう片方の「21世紀後半の高校美術専門教育のあり方を考える」には思わず唸ってしまいました。内容は美術工芸に関する専門教育の改革について、その実践と課題についてのプレゼンでしたが、本校と「工業教育」がそのままあてはまると思うからです。
まず、就職100%から進学100%へ大転換を図った学校が示された専門教育の新たなステージへのチャレンジに脱帽します。
第二に、就職があるから、ないからといった基準だけでなく、専門教育のトレンドを見据えたキャリア教育を規準に課題を提示される見識に共感いたしました。当たり前と思っていた基礎教育が実は、変化してきていることに気づかないオオサンショウウオにはなりたくありません。工業も見習わないといけません。ものづくり神話にしがみつき、こだわってばかりでは、創造はおろか、世界のトレンドから見放されかねません。日本の技術は、熟練や経験などの個人的な技能に技術を収斂させる傾向が強く、精進と修練によって得られた「匠の技」を重く見る、と指摘されています。反面、数式や定型化された手順など普遍的な枠組みで技術を表現することが苦手である「暗黙知」にたよる傾向が強い、ストレートには数学と物理が弱い、とも指摘されています(京都市工業高校将来構想委員会でも話題になりました)。
第三に、専門教育を通して身につける基礎は、美術の世界においても「製作を通してのコミュニケーション力」であるとの指摘です。見えるものから見えないもの(理論)へ、ハードからソフトへ、メカからシステムへと移り変わるトレンドに対して、見たくないから目をつぶるのではなく、理論もソフトもシステム「にも」強い人材育成を可能にする制度作り、指導者研修など謙虚に現状を分析することが求められていると思います。
本校の教職員の優秀さを、就職実績が高く評価されている現状であえて世界と未来を見ることで証明したいと思っております。
写真は、本日の敬老会の開会式の様子です。唐橋学区自治連合会の岡会長のごあいさつと100歳の仲間入りをされた方などへの表彰です。