立志塾生徒報告
- 公開日
- 2012/09/19
- 更新日
- 2012/09/19
洛陽立志塾(次世代リーダー養成講座)
今日は、「中国との付き合い方」をテーマに討論・発表中心の授業でした。
ほとんどすべてのマスコミがほとんどトップで話題にしている「尖閣列島問題」と「反日デモ」の報道と解説をグループごとで検討・討論・発表・考察することを通して、この問題の考え方について学びました。
ファシリテータはジャーナリストで関西プレスクラブ特任委員の佐藤徳夫先生です。
仮説として、反日デモの理由を経済成長に伴う中国国内での経済格差の深刻性に置き、デモにおける行動の仕方や中国政府の対応の仕方を見ていきました。仮説の妥当性については、中国政府のデモへの対応で実証されると思うので、冷静に見ていきたいと思います。
では、日本はこれからどうすべきかについて、様々なシミュレーションを行いましたが、そのうちの代表的な3つのシナリオについて紹介したいと思います。
第一に、領土問題を国際司法裁判に委ねることで、決着するというものです。
第二に、他国から甘く見られている日本の対外姿勢について、軍備強化とそのための憲法改正もふくめた統治機能の改革が提案される可能性が大であるということです。
第三に、ヒロシマ、ナガサキの経験にもかかわらず、中国をはじめ他国に対する抑止力として核兵器の保有が議論される可能性があるのではないかということです。
日本をめぐる国際環境の変化は、これからの私たちの進路や将来に深くかかわってくると思います。答えのない問いに向き合い学ぶ者として、真剣にじっくりとしかも冷静に考えていきたいと思います。
今回のような時事問題を避けることなく、冷静に考えることが出来たことはこの授業の成果ではないかと思います。次週も新聞記事を題材に言語技術のブラッシュアップです。10月9日には再びブルースさんをお迎えして(前回は5月15日「夢に向かって」)、3か月の努力の成果について議論できることを楽しみにしています。(1年生YさんとSさんとSさんの合作をもとに学校の責任で若干編集しました)
以上のように、答えのないかもしれない問い、時には時事問題の討論を通して、文章力とプレゼン能力をあわせた言語能力を高めることを全員の共通目標にして成果をあげてくれることを望みます。そして、他流試合ができる人材に早く育ってくれるとなおのことうれしく思います。(校長談)