ちょっと良い話 「江戸しぐさならぬ淀しぐさ」
- 公開日
- 2021/07/07
- 更新日
- 2021/07/07
校長室から
江戸時代に生きた人々の中で、他人への思いやりを表すいくつかの所作を「江戸しぐさ」と呼んでいました。その中のひとつに「傘かしげ」というものがあります。
雨の日に互いの傘を外側に傾け、ぬれないようにすれ違うことです。これは相手のことを思いやる優しさから来るものであります。
今日、校門前であいさつをしていますと2年生の男子が通りがかったのですが、少し人が重なり一瞬狭い空間になりました。そこでちょうど私の前を通った生徒は、本当にさりげなく、傘を少しだけたたみ、また通り過ぎると広げて通っていきました。もちろん気持ちの良いあいさつも忘れなかったことはいうまでもありません。
こうした思いやりのしぐさを見て、まさしく「淀しぐさ」だなあと、朝から嬉しい気持ちになりました。
ちょっと良い話の紹介でした。