各種委員会認証式 校長からの話(村の祭り酒)
- 公開日
- 2021/04/16
- 更新日
- 2021/04/16
校長室から
認証式の最後に校長からの話があり、こんな話をしました。
「村の祭り酒」
その昔、農作物の収穫を祈念して、夏祭りをする村がありました。
祭りではお酒が入った大きな樽を、みんなでバーンと割って始める習慣がありました。
しかしある年、お金が集まらず、お酒が買えないことになってしまいました。
祭りの実行委員の人たちは「どうしよう、これじゃ祭り開けねえな〜」と困っていました。
すると、ある人からこんなアイデアが出ました。
「みんな家から少しずつお酒を持ってきて樽に入れたらどうやろう?」
「それはいいアイデアだ。各家庭から一杯ずつならお酒を持って来られるだろう」とみんなが賛同しました。
祭り当日、みんながお酒を持ち寄り、樽が一杯になりました。
「これで夏祭りが迎えられる・・」みんな大喜びです。
そしてバーンと樽を割ってみんなで「乾杯!」と声高らかに唱和して、一気に飲みました。
しかし、どうしたことでしょう。
飲んでみたらなんとそれは「水」だったのです。
「自分一人くらいは水を入れても多くの人がお酒を持ってくればわからないだろう」と
みんながタカをくくって、水を持ってきていたのです。
どうですか?
自分くらいは良いだろう。他の人がやってくれる。
果たして世の中みんながこんな考えになってしまったらどうなってしまうでしょうか。
これを自分に置き換えてみると、
自分達の学校は自分達で創る。良くする。係だけではない。みんなで協力して学級や学年、学校を良くして欲しい。という話をしました。
昔の人は良いお話をたくさん残してくれていますね。