1年生総合学習 いろいろな職業の方々の講演会(その2)
- 公開日
- 2021/02/11
- 更新日
- 2021/02/11
学校の様子
昨日、講演してくださった方々のお話はそれぞれ、これまでの人生の中でご苦労されたことやそれを乗り越えて今のお仕事に就かれたこと、中学生のみんなに伝えたいことなど、様々な人生経験の中で得てこられた大変貴重なお話でした。
まさに「金言の宝庫」とも言うべき内容で、生徒の心に突き刺さったことと思います。
霊柩車の運転手さんの話などは普通はなかなか聴くことができません。
質問の中では「どういうところに気を配ってお仕事をされていますか?」というものがありました。
それに対し、運転手さんは「斎場への到着時間を考えながら、絶対に遅れないように、しかも早く着きすぎないこと。また車が揺れないように、慎重に運転すること。何よりいかにご家族の方のお気持ちに寄り添うか?これが一番大切。喪主の方がお話をされたいのなら、しっかりお話を聴く。黙っておられるなら、ただ黙って寄り添う気持ちで心掛けています」と話してくださいました。
そのお話には命の尊さと人の気持ちを一所懸命汲み取り、悲しみに寄り添う優しさなどがあふれて、とても考えさせられる内容でした。
JRA騎手の方は10万人の観衆の中のレースでの緊張感。そんなプレッシャーの中で馬を信じて疾走する。命をかけて馬を信じ、そして自分を信じて駆け抜ける。そして優勝した時の喜びは何ものにも代えがたい感動があること。一方、落馬して、大けがを負った時の苦しみ。身体を傷つけながらも、そこから這い上がる精神。それでも多くの人々に感動を与えることができるこの職業への誇りなどを語ってくださいました。
パティシエの方は、美味しそうなケーキやお菓子の写真を見せてくれながら、こうした物を作らせてもらえるようになるまでの下積みのご苦労をお話し頂きました。何でもそうですが、華やかなものほど、それだけ苦労が伴います。ケーキの上に乗せるデコレーションの絵を描く技術も相当な練習の積み重ね、訓練の賜なのですね。
私達は何も考えず、きれいだなとか美味しそうだなと思ってケーキなどを買い、いただいていますが、こうした「職人」の思い「美味しいケーキやお菓子を作って、お客さんに喜んでもらいたい」という思いで作っておられることを感じながら、今後はいただきたいと思いました。
「焼肉屋」を経営しておられる若きご兄弟の方々の話も貴重でした。
お兄さんの方が中心にお話しくださったのですが、お店をオープンするまではいろんなお仕事を転々としてられたこと。早いときは11日目で辞めた仕事もある。でも弟さんの「自分の好きなことをやったらええやん」という一言が自分を変え、「やっぱり自分はお肉が好きなんや」そう思って、精肉所で働き、お肉のどの部位をどの様に切れば美味しくいただくことができるのか?来る日も来る日も試行錯誤を繰り返し、そんな苦労を経てお店をスタートさせることができたという話もありました。
また生徒からの「一日にはどのくらいのお客さんが来ますか?」という問いに「店内の座席のレイアウト」を黒板に書いて説明しながら、お客さんの回転率や営業時間内での人の流れを計算しながら日々経営しておられる話もしていただきました。生徒のみんなには夢を持つことの大切さなども熱く語っていただきました。
こうして、1時間ほどの講演と質問会でしたが、どの教室も活気にあふれ、お仕事の素晴らしさやご苦労、どんなお仕事でもプライドを持って、人に尽くすこと。誰かが喜んでくれることを思いながら働いておられることが生徒の皆さんに十分伝わったことと思います。
明日12日(金)もプロデュースする側を交代し、また4人の講師の方にお話をしていただきます。消防士、スポーツトレーナー、JRA厩務員、出版社の方々です。
とても楽しみな1年生総合学習です。