学校日記

全校生徒の皆さんへ(5/11 「村の祭り酒」)

公開日
2020/05/11
更新日
2020/05/11

校長室から

大淀中学校の全校生徒の皆さんへ

今日も元気に過ごせているでしょうか?
体調を崩してないですか?
家で困ったことはないですか?
何かあればいつでも学校まで連絡してきて下さいね。

新しい週が始まります。今週も元気に頑張っていきましょうね。

さて、本日のお話は、「自分一人くらいは良いだろう」ということを戒める話です。

「村の祭り酒」

その昔、農作物の収穫を祈念して、夏祭りをする村がありました。
祭りではお酒が入った大きな樽を、みんなでバーンと割って始める習慣がありました。
しかしある年、お金が集まらず、お酒が買えないことになってしまいました。
祭りの実行委員の人たちは「どうしよう、これじゃ祭り開けねえな〜」と困っていました。
すると、ある人からこんなアイデアが出ました。
「みんな家から少しずつお酒を持ってきて樽に入れたらどうやろう?」
「それはいいアイデアだ。各家庭から一杯ずつならお酒を持って来られるだろう」とみんなが賛同しました。

祭り当日、みんながお酒を持ち寄り、樽が一杯になりました。

「これで夏祭りが迎えられる・・」みんな大喜びです。
そしてバーンと樽を割ってみんなで「乾杯!」と声高らかに唱和して、一気に飲みました。
       
しかし、どうしたことでしょう。


飲んでみたらなんとそれは「水」だったのです。

「自分一人くらいは水を入れても多くの人がお酒を持ってくればわからないだろう」と
みんなが高をくくって、水を持ってきていたのです。


どうですか?
自分くらいは良いだろう。他の人がやってくれる。
果たして世の中みんながこんな考えになってしまったらどうなってしまうでしょうか。
と怖いお話でした。
昔の人は良いお話をたくさん残してくれていますね。
私もまたひとつ勉強になりました。

では、今週も宜しくお願いします!