全校生徒の皆さんへ(整理整頓・・・・割れ窓理論)
- 公開日
- 2020/04/24
- 更新日
- 2020/04/24
校長室から
大淀中学校の全校生徒の皆さんへ
今日も元気に過ごせているでしょうか?
体調を崩してないですか?
家で困ったことはないですか?
何かあればいつでも学校まで連絡してきて下さいね。
昨日、技術室を何人かの教職員で大掃除してくれました。一人の先生の呼びかけに応じて、「バネ仕掛け」の様にポンと飛び出して行ってくれました。
長年残っていた木工品なども「整理整頓」されています。
それをすかさず、教頭先生が写真に収め、「気持ちの良いお話」として、他の職員にも校内のメールで紹介してくれています。
今朝、校内の様子を写真に収めようと回っていますと、4月から来られた管理用務員さんが、落ち葉を掃いて下さっていて、少し立ち話をしました。
用務員さんは「人間ですから、気持ちが乗らない日があります。どうしても家の片付けを後回しにしてしまうときがあったのですが、『今日はやるぞ』と決めて隅々まで掃除をしたら、やっぱり心が落ち着くんですよね。スッキリしました。」と笑顔でお話し下さいました。
そこで私はあるお話を思い出しました。
「割れ窓理論」というものです。
昔、ニューヨークは世界最大の凶悪犯罪都市でした。そんな中、市長に就任したルドルフ・ジュリアーニさんは改革を始めます。
それはどんな改革か?
簡単に言うと「すさみ除去」です。
市長は凶悪犯罪が起こっているニューヨークにおいて、落書きや違法駐車等の軽犯罪の取り締まりの強化をします。
最初は『大きな犯罪が起こっているのに、なぜこんな細かいことを取り締まるのだ』と市民の反感はありましたが、日が経つにつれ、凶悪犯罪が激減していったのです。
これは「人の心のすさみ」を取り払っていったからだと言われています。
では、その「割れ窓理論」というのは、どんなものかと言いますと、
仮に路上に車を放置していたとします。
数日、何も起こりません。
しかし、ひとたび、その車の窓ガラスを割っておいたら、どうなると思いますか?
一気に、この車はボコボコにされるのでした。
要は「窓ガラスが割られた車」=「放置され、どうでもいい車」とみなされるから、「壊して良い」という心理が働くのです。
これが人間の「心のすさみ」です。
だからジュリアーニ市長は、あえて落書き等を許さないことで、目に見えるすさみを除去することによって、人々の心を変えていった。
結果、自然に凶悪犯罪が激減していった。という例です。
そして、その手本としたのが「日本」だという話を聞きました。
整理とは不要なものを処分すること。
整頓とは必要なものを使いやすくすること。
さて、皆さん、時間があるときに自分の身の周りを「整理整頓」してみてはいかがでしょうか?
週末に入りますが、引き続き、不要不急の外出は避け、適度に体を動かしながら健康には十分留意して下さいね。