第54回 京都市中学校弁論大会
- 公開日
- 2012/11/05
- 更新日
- 2012/11/05
学校の様子
11月3日(土)、京都市総合教育センター4階大ホールにて「第54回京都市中学校弁論大会」が行われました。数えて54回という歴史ある大会です。本校からも旧生徒会本部の3年生Sさんが代表で出場してくれました。大きなホールで、堂々と自分の思いを語ってくれました。以下にその内容を紹介します。
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「笑顔 × 笑顔 = 一笑の思い出」
「人のために、うまれる力は無限大」——今年で14回目となった春日丘中学校の「春日丘フェスティバル」。私たち生徒会本部は、このフェスティバルを大成功させるために、たくさんの話合いを重ね、小さなことからコツコツと取り組んできました。
「どういう状況のことを大成功というのか」。この疑問は私たちにとって夏休み前からの大きな課題でした。——私たち生徒側だけでなく、来て下さる地域の方や保育園児、小学生の子どもたち、みんなが笑顔になる。そしてフェスティバルを開催することで各クラスの絆がより深まれば、大成功といえるはず。
そのためにどのような意識で取り組めばいいのかを、全校集会で訴えかけてみました。みんなから次々に出てくる意見を受け、生徒全員のフェスティバルを大成功させたい、一生の思い出に残るようなフェスティバルにしたいという強い思いを感じました。
このようなみんなの思いも受け止め、本部で考え出したサブテーマは「笑顔×笑顔=一笑の思い出」。このサブテーマには、私たち生徒側と来てくださる方との、自然にあふれだす笑顔をかけ合わせれば、一生の思い出になるという意味がこめられています。
夏休みが明け、いよいよ春日丘フェスティバルに向け、本格的に活動していく日々が始まりました。「限られた時間の中でどれだけより多くの笑顔が集められるのか」——私たちにとって、非常に困難な課題で、すごく高い壁の様に感じられました。笑顔というテーマで「人のために」どこまでせまれるのかを、何日も考えました。本部の中でもなかなか意見がまとまらず、食い違いから、何度もぶつかり合いました。
しかし、それでも私たちの絆は一度も崩れませんでした。失敗したときは支え合い、励ましあいました。またその時に、失敗した時も支えてもらえる嬉しさを感じました。「たくさんの笑顔を集めたい」10人みんなが同じ思いを持ち、協力しあい、お互いの距離も少しずつ縮まり、気付いたら本部のみんながいなくてはならない存在になりました。
春日丘フェスティバル目前の全校集会で、「笑顔×笑顔=一笑の思い出」の意味について生徒全員に語り掛けました。その思いはみんなに響き渡り、フェスティバルの準備の姿にも笑顔があふれ、フェスティバル当日への期待がどんどん膨らんできました。
そして迎えた当日。開催集会で発表したのは、全校生徒の笑顔の写真を集め、1つの絵にしたモザイク画でした。「この笑顔を忘れずに2日間取り組もう」と全校生徒に訴えかけました。
各クラスの取り組みでは、どこの教室からも明るい声が聞こえ、私たちが見たかった最高の笑顔が、この2日間たえず見られました。
いよいよ閉祭集会。これで私たち、生徒会本部役員の1年もひとつの区切りを迎えることになります。私たち生徒会本部は、みんなに感動を与えたくて必死に練習したハンドベルを演奏しました。ハンドベルのメロディーには本部10人の今までの思いがこめられていました。
春日丘フェスティバルが大成功に終わったこと、本部のみんなとここまで来ることができたことが、私の中で一生の思い出です。これまでの取り組みは、決して楽しいことばかりではありませんでした。つらいことや大変なこともたくさんあり、悩んだ時期もありました。でもそれより、大成功したときの喜びから学んだことのほうが大きかったです。同じ気持ちで取り組んだ仲間たちがいてくれたからこそ、ここまでやってくることができました。しかし、春日丘中学校を良くするため、フェスティバルと同じように自然にあふれ出す笑顔いっぱいの学校生活を作ることが、今の私たちの本当の使命であり、一番大切な仕事だと思います。
笑顔×笑顔=一笑の思い出———。私たちの挑戦は、どこまでも続いていきます。