ちょっといい話—76—
- 公開日
- 2012/06/23
- 更新日
- 2012/06/23
学校の様子
定期テストも終わり、来週からいよいよ「春日丘フェスティバル」に向けて動き出します。6月28日(木)5限にはシンキングタイムで、今年のフェスティバルの「キーワード」について考えます。もちろん変わらぬ大テーマは「人のために」です。その実現に向けて、自分たちのクラスは何が出来るのかを考えていってください。
今日は、何気ないひと言がその人の疲れきった心を元気にさせてくれた「ちょっといい話」を紹介します。(「思わず泣けるいい話」河出書房新社より)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『背中のかみさま』
その日はとても暑くて、買い物に出かけてショッピングセンターにつくと、店内も蒸し暑くて、あわてて6ヶ月の息子のシャツをぬがせようとしたけれど、いつも通り、息子は泣きわめき、なかなかうまくいかずあせっていた。
いつもいつも息子は泣いていて、よその赤ちゃんと比べても仕方ないけど、私も落ち込んでいた。夫も長期出張で、たった一人の子育て。はじめての子育ては、ツライことばかりに思えた。
切ない気持とあせる気持で必死にぬがせようとする私の後ろから、
「がんばれがんばれ、お母さん。僕は今しゃべれないし、何もできないけど、すぐに大きくなって、お母さんのお手伝いをするから、今は僕をよろしくね・・・!」
という声が…。
ふりかえると、優しい笑顔でにっこりしながら去っていくおばあさんの姿。
涙が出てしまい、お礼も言えなくて。でも、何か救われた気がして、その日から、子育てでツライ時、1人で落ちこみそうな時は、あの「背中のかみさま」の声を思い出してみる。
笑える。背すじがしゃんとする。私はまだ大丈夫。
ありがとう、「背中のかみさま」
また、会いたいです。