学校日記

ちょっといい話−14−

公開日
2010/12/14
更新日
2010/12/14

学校の様子

 岐阜県日吉町人権教育総合推進会議 編「ちょっといい話」から,今日は2つの心温まる話を・・・。

・私の家の近くには,饅頭屋さんがたくさんある。その中の一軒が,「栗きんとん最中」というヒット商品を開発した。数ヵ月後,その商品とほとんど同じものが近くの饅頭屋さんの店頭に並んでいた。開発したお店の友達や親戚から,「○○饅頭屋が,栗きんとん最中とそっくりなものを売っているから,抗議するなり,訴えるなりしたほうがよい!」と忠告があった。それを聞いた店主は,「私は,誰かにまねしてもらうぐらいの饅頭を作りたかった。まねをされることは,私にとってとても光栄なことです。それを聞いてとてもうれしいです。どんどんまねをしてください。」と言い,笑っていた。その後,そのお店は繁盛し続け,テレビ局の取材も来るほどになった。

・家族のお見舞いのため,電車で2時間半かかる病院まで行った日の帰りのこと。小さい子供連れで,帰りの電車を待つホームで子供はぐずり,荷物は重く,へとへとでした。しかもホームに到着したホームライナーは,夕方のラッシュで満員。ぐずる子供を抱っこしてその電車に乗りました。しばらくすると,少し離れた座席から,初老の男性が人ごみをかき分けて私のほうへ近づいて来られました。そして,「あそこに私の指定席がありますから,そこに座ってください。」と声をかけてくださいました。本当なら,私が席を譲るべき年齢の方だろうと思い躊躇しましたが,にっこりと笑顔で私が座るのを待っていてくださるのを見て,席を譲っていただきました。いつか子供が大きくなったら,この話を聞かせたいと思います。そして,この男性のような大人に育つように,私自身も周りの人に優しさを配っていきたいなあと感じました。

※やさしく親切な行為には,心と心をつなぐ力があります。その暖かさは,疲れた心を元気にしてくれます。そして,元気になった心は,また他の人の心を暖めてくれます。そんなつながりがどんどんと広がっていくことを願っています。