教育実習生
- 公開日
- 2010/06/16
- 更新日
- 2010/06/16
学校経営の基本方針
教員をめざす者は3週間の教育実習が課せられている。私たちもその過程を経てきているのだが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではないが受け入れる側では結構大変である。教科担当の指導教官を決め、担任学級を決めてその練習に入る。面倒くさいので敬遠する学校が多いのだが、醍醐中学校は率先して受け入れている。りっぱだなと見守っていた。今年も6名の実習生がやって来た。最初に「先生になるつもりもないのに、免許のためだけに来ているとか、子供達が不利益を被ると判断したときには途中でも辞めてもらう」とやや厳しいことを言った。 途中、注意せざるをえない場合もあり、個人的に呼んで話をしたこともあったが、それぞれに無事、実習期間を終えた。無事に終わるように指導していただいた。部活動指導をしたり、夜遅くまで教材研究をしたりで、緊張もし、大変だったとは思うがそれが教育実習である。実際彼らが見聞きし、体験したことは先生という仕事の1/100、1/1000に過ぎないだろう。明らかにこの3週間で彼らの成長をみた。残りが少なくなってきた私たちは若い先生に文化の伝承をしていかなくてはならない。また教員というものは退職するまで研究熱心であらねばならない。これでいいというところはない。「初心忘るべからず」という言葉があるが、「物事を始めた頃の最初の志を忘れるな」と理解している者が多いのであるが、本当はあれは浄瑠璃の世阿弥の言葉で、「物事を始めた頃は、誰でもへたくそだ。何回も失敗をし、経験を積んでうまくなっていく、そのへたであったころを忘れるな」という意味である。人はうまくなってくると、もたつく初心者を責めたりするものだ。「あなたも、はじめはへたであったではないか」ということだ。改めで教師の資質について、初心について考える機会になった。